
秋から初夏まで長く楽しめるパンジー・ビオラは、ガーデニングでも人気トップクラス。はじめて育てている方の中には、「真冬って何か作業が必要なの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、1月・2月は大きな作業はほとんどありません。
とはいえ、いくつかのポイントを押さえておくだけで、春の花付き・ボリュームがぐんと良くなります。ここでは冬の管理で大切なコツをまとめてご紹介します。
ポイント1 冬でも欠かせない“肥料”
地域差はありますが、太平洋側のように晴れる日が多い地域では、冬でも植物はゆっくりと活動しています。
そのため、「冬だから肥料はいらない」ではNG。
- 元肥が切れてきたかな?と思ったら液体肥料でOK
- 2週間に1回、秋〜春用の濃度の1/2に薄めて与えるのがおすすめ
- 適度な肥料で葉色が良くなり、春のピーク(3〜4月)にしっかり花が咲きます
冬も“少しだけの肥料”が、春のお花を左右します。
ポイント2 置き場所は日当たり第一、雪には要注意
花壇や地植えの場合は移動できませんが、鉢植えなら置き場所調整ができます。
冬の理想の場所は「南側のよく日が当たる場所」。
太陽の光がしっかりあると、光合成が進み、植物のエネルギーもアップ。
耐寒性もあり、-5℃程度なら花もそこまで傷みません。
ただし、真冬で特に気をつけたいのが“雪”。
- 1〜2cm程度の積雪ならまだ大丈夫
- 5〜10cm積もりそうな予報が出たら、軒下へ移動を!
- 雪の重みで茎や葉が折れたり傷んだりして形が崩れることに
鉢植えで育てている方は、天気予報のチェックをお忘れなく。
ポイント3 花がら取りは「できれば」でOK。でも早春は大切
気温が低い冬は病気の繁殖も少なく、花がらが付いたままでも大きな問題はありません。
ただし…
- 見た目が悪くなる
- 種が付くと養分がそちらに取られてしまう
という理由から、時間に余裕がある時に軽く花がらを取ってあげるとベター。

特に大切なのは2月下旬〜3月にかけて。
暖かくなる前に、
- しっかり花がらを取り除く
- 一度殺菌剤を散布しておく
ことで、春以降の病気予防になります。

※花がら取りは花だけでなく、花首ごと取り除くのがポイントです。(花首を残したままにすると、そこから枯れたり腐ったりする原因になります。)

おまけ:2月下旬からは虫にも注意
1〜2月前半は虫の心配はほとんどありませんが、2月下旬からアブラムシが動き始めます。
- オルトランなどの粒剤を株元にまいて予防
- 放っておくと新芽にびっしり付くことも…
また、暖かくなるとナメクジも動き始めます。ナメクジ剤を鉢の周りにまいておくと安心です。
もっと知りたい方へ
この記事の内容は、YouTubeチャンネル「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」でも詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
年間を通した育て方については、以下のブログでもご紹介しています。
まとめ
- 冬でも肥料は必要。2週間に1回、薄めた液肥を与える。
- 日当たりの良い場所に置き、積雪予報のときは鉢を軒下へ移動。
- 花がら取りは“無理せず”でOK。2月下旬〜3月の予防作業が春の花付きを左右します。
1月・2月は作業が多くはないですが、ちょっとした予防と肥料管理で、春の開花がぐんと良くなります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
