ガーデニングで一番大切な土選びのポイント

土選びのポイント

「とりあえず土なら何でもいいでしょ?」
園芸を始めたばかりの方の中には、そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。植物の葉色や花付きはじっくり見て選ぶのに、土はあまり気にせず購入してしまう……実はこれこそが失敗の原因になっていることも少なくありません。

せっかく良い苗を選んでも、土が悪いと根が張らず、弱って枯れてしまうことも。その一方で、ちょっと元気がない植物でも、“良い土”に植え替えるだけで驚くほど回復することもあります。

それほど「土」はガーデニングの土台。ここを押さえれば、植物の育ちやすさはぐっと変わります。今回は、土選びで特に重要なポイントをご紹介します。

土選びのポイント

ポイント1 pH調整されているかを必ず確認!

市販の培養土には、袋に「pH調整済」などの記載があるものがあります。これはとても重要なポイントで、多くの植物は 弱酸性(pH5.5~6.5) の土壌で最も養分を吸収しやすくなります。

ちなみに、pHが酸性に傾きすぎたり、アルカリ性に傾きすぎたりすると、肥料が吸えずに

  • 葉が黄色くなる
  • 葉先が焼ける
  • 花つきが悪くなる

などの生育不良につながります。

土選びのポイント

特に価格が安い土には、pH調整されていないものが多い傾向があります。
袋の裏面もチェックして、「pH調整済」と記載のあるものを選びましょう。

ポイント2 元肥入りかどうかをチェック!

「元肥入り」と書かれた培養土は、植え付け直後の生育に必要な栄養があらかじめ含まれているため、すぐに追肥をしなくても大丈夫です。

土選びのポイント

一方、元肥が入っていない土は、芽は動き出すものの、その後の養分不足で株が大きくならず、弱ってしまうこともあります。元肥なしの土を使う場合は、追肥の準備をしておきましょう。

カスタマイズして“自分好みの土”を作るのも楽しい

基本は上記のポイント2つを押さえることですが、さらにこだわる方は水はけをよくするために 赤玉土などを混ぜてオリジナルブレンドを作るのもおすすめです。
自分だけの「育てやすい土」を作るのもガーデニングの醍醐味ですよ。

おまけ:ザ・ガーデンパーティーの培養土(プロの土)について

当店で販売している「プロの土」は、弱酸性の pH 5.8〜6.0 に調整済みで、多くの植物が元気に育ちやすい土となっています。

pH調整されていない土はどうしても“ハズレ”を引く可能性が高くなりますが、pH調整済みの土は失敗リスクがぐっと低くなりますので、初心者さんも安心です。

ザ・ガーデンパーティーの培養土(プロの土)をご希望の方は下記からご購入いただけます。

もっと詳しく知りたい方へ

この記事の内容は、YouTubeチャンネル「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!

まとめ

  • pH調整済みの培養土を選ぶことが最重要!(弱酸性5.5〜6.5が理想)
  • 元肥入りの土なら初心者でも安心。 元肥なしの場合は追肥を準備
  • 赤玉土などを混ぜて水はけを調整し、自分好みの土にカスタマイズするのもおすすめ。

土選びをしっかり押さえるだけで、植物の育ち方が変わります。ぜひ上手に土を選んで、ガーデニングをもっと楽しんでくださいね。