
「春まではまだ少し先だけど、もう寄せ植えや植え付けを楽しみたい」そんな気持ちになる方も多いのでは?
冬は植物にとって厳しい時期ですが、品種選びや植え付け方を工夫すれば、この時期でも無理なく楽しむことができます。
今回は、寒さにも暑さにも強いビデンス『ゴールデンエンパイア』を例に、冬の植え付けで気をつけたいポイントをご紹介します。

冬の植え付けは「品種選び」が最重要
冬に寄せ植えを作ろうと思っても、ペチュニアやカリブラコアなどの夏の植物は、この時期ほとんど店頭に並びません。
冬に植え付けをする場合の必須条件はひとつ。
「寒さに強い、耐寒性のある植物を選ぶこと」
ビデンス『ゴールデンエンパイア』は、暑さにも寒さにも比較的強く、冬の植え替えにも向いている品種です。
植え付け前に、花がらと枯れた部分を整理する

植え付け前には、株の状態を一度リセットしてあげましょう。
- 枯れた花
- 傷んだ葉や茎
これらは、ハサミや手で取り除いていきます。
多少新しい茎が折れてしまっても問題ありません。
ただし、株元がぐらついている場合は要注意。
強く引っ張ると、株ごと抜けてしまうことがありますので、実際の株の状態を見ながら、無理のない範囲で作業してください。
また、ポットを外すと、見えなかった内側に枯れた葉や茎が残っていることも多いので、そこも忘れずに取り除きます。
冬の植え付けは「鉢植え」が基本
真冬の地植えはNG
真冬の花壇への植え付けはおすすめできません。
冬に植え付ける場合は、移動ができる鉢植えが基本です。
植え付けの手順
- 根鉢を軽くほぐす
- 排水性のよい土を鉢に入れる
- 株を植え付ける
使用する土は、「水はけのよいもの」を選びましょう。
今回は“深植え”がポイント

通常は、株元が蒸れないように「ポットの土より浅めに植える」ことをおすすめしていますが、今回のビデンスは例外で、やや深植えにします。
その理由は、
- 茎からも根が出ている
- 株元が少しスカスカし、弱っている部分がある
ためです。
株元までしっかり土をかぶせてあげることで、新しい根が張りやすくなり、株が安定しやすくなります。最後に、株元にも土を足して完成です。

植え付け後の水やりは「控えめ」が正解
通常であれば、植え付け後はたっぷり水やりをしますが、真冬は水のやり過ぎに注意が必要です。
たっぷり与えてしまうと、土が乾きにくくなり、根が傷んでしまう原因になります。
- 株の半分くらいがじんわり湿る程度
- 葉についた土を軽く落とす程度
これくらいで十分です。
根が動き出し、株が安定してきたら、少しずつ水の量を増やしていきましょう。

置き場所にも注意しましょう
鉢植えのメリットは、置き場所を調整できること。
- 雪や霜が当たらない
- 軒下や屋根のある場所
このような場所に置くのがおすすめです。

また、1〜2月に通販などで購入した苗を一度室内に取り込んでいた場合は、特に注意が必要です。
室内と屋外では環境が大きく異なります。
暖かい場所から急に寒い場所へ移動させると、植物に大きな負担がかかってしまいます。
植え付けの1〜2日前から、雪や霜が当たらない屋外に置いて、少しずつ外の環境に慣らしてあげましょう。
今回ご紹介した作業は、動画でも詳しく解説しています。
真冬のビデンス植え付けの際には、ぜひ参考にしてください。
まとめ|冬のビデンス植え付け・3つのポイント
- 冬は必ず耐寒性のある品種を選ぶ
- 真冬は鉢植え&深植えで株を安定させる
- 水やりと置き場所は控えめ&慎重に
春を待ちながら、冬の寄せ植えや植え替えもぜひ楽しんでみてくださいね。
