
種まき後の苗を元気に育てるために。春の植え付けで失敗しないコツ
2月から始めた種まきも、春の気配とともに苗が少しずつ大きくなってくる頃。
「そろそろ花壇に植えてもいいのかな?」と、次のステップを考え始める方も多いのではないでしょうか。
ですが、発芽して本葉が出たからすぐに地植えしてOKというわけではありません。
このタイミングでの植え付け方法が、その後の生育スピードや花つきに大きく影響します。
今回は、春の植え付けで失敗しないための考え方と、実践的な“鉢上げ(ポットへの移植)”の方法を詳しくご紹介します。

春の植え付けは「いきなり花壇」が失敗のもと
種から育てた苗は、見た目以上にまだまだデリケート。
小さいまま花壇に直接植え付けてしまうと、
- 一緒に生えてきた雑草に負けてしまう
- 虫に食べられてしまう
- 水やりや風で苗が不安定になる
といったトラブルが起こりやすくなります。
そこでおすすめなのが、一度ポットに鉢上げしてから植え付ける方法です。
おすすめは「ワンクッション置く」植え付け方法

一度ポットなどに鉢上げして、苗をもう少し大きく育ててから植え付けることで、
- 根がしっかり張る
- 苗自体が丈夫になる
- 花壇に植えた後の生育スピードが早くなる
といったメリットがあります。
種まきで育てた苗は、「小さいうちは守りながら育てる」これが、春の植え付けを成功させるコツです。
鉢上げ(ポットへの移植)に用意するもの


- 種から育てた苗
- ポットなど
※スペースがない場合は、ホームセンターなどで販売されている連結ポットなどでもOK - フォークや串など
※細かい作業がしやすく、あると便利 - 園芸用培養土・花の土
※種まき用土は肥料分が入っていないため不向きです
鉢上げの手順とポイント
① ポットに土を入れて、しっかり湿らせる
ポットに土を入れたら、水をたっぷりかけてしみ込ませます。
水がしたたるくらいでOKです。
このとき、植え付ける前の苗にも水をかけておくと、根が抜きやすくなり、ダメージを減らせます。


② 苗は「本葉が大きいものから」植え付ける
植え付けは、本葉がしっかりしている苗から順に行います。
苗を扱う際は、
- 根は多少切れても問題なし
- 茎は折らないように注意
この2点を意識しましょう。
③ 茎の部分も少し土に入れる
植え付ける際は、根元だけでなく、茎の部分まで少し土に埋めるのがおすすめです。

そうすることで、
- 水やりの際にグラグラしにくい
- 風で倒れにくい
と、植え付け後の安定感がぐっと増します。
④ 大きなポットなら複数本植えてもOK
大きめのポットに植え付ける場合は、本数を増やして植えても問題ありません。
最後に、全体に水をかけて土となじませたら完了です。
実際の作業をご覧になりたい方はこちらの動画をご覧ください。
鉢上げ後の管理のポイント
鉢上げ直後の苗は、まだ環境に慣れていない状態です。
- 数日は直射日光を避ける
- 土が乾きすぎないよう注意する
- すぐに肥料は与えない
まずはしっかり根付かせることを優先しましょう。
その後、花壇や大きな鉢へ植え付けるタイミング
ポットで育てて苗がしっかりしてきたら、気温が安定したタイミングで花壇や大きな鉢へ植え付けます。
このひと手間をかけることで、植え付け後から花が咲くまでのスピードが早くなり、失敗もぐっと減ります。
まとめ
- 種から育てた苗は、いきなり花壇に植えない
- 一度ポットに鉢上げすると、その後の生育がよくなる
- 植え付け前後は、苗を安定させることが大切
- 小さいうちは「守りながら育てる」意識を
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