後悔しない!マーガレットの冬越しのコツ

マーガレットの冬越し

冬の寒さに負けないコツを知って、春まで元気に咲かせましょう

マーガレットの冬越し

マーガレットを育てている方の中には、「寒くなったら枯れちゃうかな?」「冬越しはできるの?」と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、マーガレットを冬に元気に育てるためのポイントをご紹介します。
お手入れの参考にして、春の花盛りを楽しみましょう。

マーガレットってどんな植物?

マーガレットはキク科の植物の中でも特に人気の高い園芸品種です。
白・ピンク・赤などカラーバリエーションが豊富で、一重咲きや八重咲きなど咲き方もさまざま。花姿の美しさから、長く愛されているガーデンプランツのひとつです。 同じキク科のローダンセマムやオステオスペルマムと見た目は似ていますが、冬の管理が異なる点に注意が必要です。

冬の下葉の掃除は必要?

寒くなってくると、夏を越した株では下の方に枯れ葉が目立つことがあります。見た目をきれいにしたい場合は取り除いてもOKですが、「特に気にならない」という方はそのままでも問題ありません。

12月に入ると気温が低くなり、枯れ葉が腐ったり病気の原因になる心配はほとんどありません。
ただし、春先(3〜4月)になったら通気性を良くするためにも、きれいに取り除いてあげましょう。

マーガレットの冬越し

冬も少しだけ肥料を

寒さの中でも植物は完全に休眠しているわけではなく、少しずつ生きています。葉が黄色くなってきたら、肥料切れのサインかもしれません。
緩効性の肥料を少量与えておくと、春の芽吹きや新しい葉の展開がスムーズになります。

冬も元気に育つマーガレットをお探しの方は、下記をご覧ください。

冬越し最大のポイント!霜に当てないこと

マーガレットの冬越しで最も大切なのが「霜対策」です。
マーガレットは花芽が霜に当たると全部腐ってしまって、花が咲かなくなってしまいます!

マーガレットの冬越し

鉢植えの場合は、必ず霜の当たらない軒下などへ移動させましょう。
地植えの場合は、覆いをするなど防寒対策が必要ですが、薄い不織布だけでは防ぎきれないこともあるため、気温が氷点下になる日には特に注意が必要です。

マーガレットの冬越し

※参考までに:
ローダンセマム…寒さに強く、花芽が霜に当たっても平気。
オステオスペルマム…寒さに弱く、株自体が枯れてしまうことも。

雪の重みにも注意

雪が多い地域では、積雪による物理的なダメージにも注意が必要です。
こんもりと茂った株に雪が積もると、茎が折れてしまうことがあります。
雪の当たらない場所へ移動させるか、軒下で管理しましょう。

マーガレットの冬越し

「後悔しないマーガレットの冬越し」は、YouTubeチャンネル「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」でも紹介しています!ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

  • 下葉が気になる場合は、枯れた葉を取り除きましょう。
  • 黄色い葉が出てきたら緩効性肥料で追肥を。
  • 霜や雪に当てないよう、鉢は軒下などへ移動を。

これらのポイントをおさえて、寒い冬を元気に乗り越えましょう。
きっと春には、たくさんの花を咲かせてくれますよ。

春からの育て方をもっと知りたい方はこちらもどうぞ⇒「マーガレットの育て方・基本情報・まとめ」