【園芸テクニック】根で選ぶ花苗購入のポイント

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お店で花苗(植物)を購入する時って、何を判断材料に購入するか悩んじゃいませんか?
もちろん、好きな花色であったり、好きな品種なんですが、その中でやっぱり元気な苗(品質の良い苗)を購入したいじゃないですか( *´艸`)!!
ここでは、園芸初心者様へ向け、根に焦点を当ててどんな根をしている花苗が健康でその後、元気よく育ってくれやすいか、例をあげながら花苗の選び方ポイントをご紹介させて頂きます♪

根があまり張っていない苗の購入を避け、白い根がしっかり張っているものを選ぶ

なんといっても花苗は、白い根がしっかりと張っている株を選んでください。植物は根から養分や水分を吸収しますので、根が傷んでいたらダメです。白い根が少ない=傷んでいるor生育が未熟です。見分けるポイントとして、ポット苗を手で掴んだ時に、根がしっかり張っている苗の土は固い、根がしっかり張ってない苗の土は柔らかい傾向にありますので、必ず一度手にとって見てみてください。

花苗・ポット苗の根の様子。左側の写真が良い例、右側の写真が悪い例。
根の様子:左が良い例、右側が悪い例

葉が黄色くなってしまっている苗(傷んだ苗・病気の苗)は選ばない

葉が黄色くなっている苗は、一度水切れ、肥料切れを起こしている可能性があります。植物なので、丁寧に育てれば復活してきますが、黄色い葉をとってから植えてやらないといけないので、葉の数も少なくなり生育が遅くなります。また下の写真を見てもらうとわかるように、傷んだ株は良い株の苗に比べて根があまり根が張っていなかったり、することが多いです。また根腐れなんかを起こしていると、根が黒く腐ってしまっていることがあります。

葉が黄色くなっている花苗の様子。
葉が黄色くなっている花苗の例

株が大きくてしっかりしているものを選ぶ

同じ商品でも株によってサイズが違うものがあります。その場合は株が大きくてしっかりしているものを選んでください。株はグラグラするものは、根がしっかり張ってない場合があります。下の写真の場合、右側を選んであげると良いでしょう。

ビオラの生育の違い。選ぶポイントの違い。
同じ商品での生育の違い

伸びた株や見切り品を選ばない

ポイント③で大きなしっかりとした株を選んで下さいと言いましたが、下のよう伸びた大きな株でも間伸びした株は選ばないようにしましょう。
見切り品などの傷んだ苗は、ときどきセール価格で販売されていることがあります。もちろん植物ですので、生きていれば復活する可能性は十分にありますが、ポイント②でも書いたように、葉や根が傷んでる株は生育が遅くなります。

ホームセンターや売店で見かける、傷んだ苗やセール苗。
ホームセンターや売店で見かける傷んだ花苗

動画で詳しく説明(花農家ゆうきの園芸チャンネル)

まとめ

花苗を購入する際は①根が白く、持った時に土が固いものを選ぶ②葉が黄色いもの(傷んだもの)は選ばない③株が大きくて、株元がグラグラしないもの④伸びた株、見切り品は選ばないです。

もちろん植物は生き物ですので、いくら傷んだり、生育が未熟であってもきちんと管理すれば、育ちます。ここでは、園芸初心者様へ向けて書かせて頂きましたので、上級者の方は是非チャレンジしてくださいね♪

また、買って帰った花苗はなるべく早く植えこんであげてください。せっかく品質の良いものを選んでも、ポットのままずっと置いておくと次第に傷んでいくことがあります。

元気な苗を植えてあげることで、その後の生育も順調に育っていきますよ~( *´艸`)

是非、店頭で実際に手にとって見てみてやってくださいね♪

※なお、店頭で販売してある花苗は全て商品ですので、ポットをもって土の柔らかさを見る時に商品を傷めないように注意をすることを忘れないでくださいね。

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