ローダンセマム(鉢植え)の秋のメンテナンス
夏越し対策をして、暑い夏をなんとか越した鉢植えのローダンセマム。
ゼニゴケが生えたり、下葉が枯れて弱っていたりしませんか?
夏に生育がとまっていたローダンセマムも、徐々に気温が下がってくる9月以降は株が成長する時期でもあります。この時期にしっかり管理をしてあげると来年の春に花を楽しむことができるようになりますので、お家のローダンセマムの秋のお手入れをしてみませんか。
農場で夏越ししたローダンセマムの株を例に見ていくことにしましょう!
中央の枝を透いていますので大きく枯れてはいませんが、下葉や枝が枯れていたり、苔や草が繁茂していたりしています。ローダンセマムの秋からの株の成長のために、しっかりメンテナンスをしていきましょう!
枯れた下葉の除去、苔の除去、根っこの確認を!
枯れた下葉の除去
枯れた下葉を取り除き、枯れている枝もとりましょう。花も残っていたら、養分が取られてしまうので、取るようにしましょう。
苔の除去
苔が大量に生えて、土の表面を覆ってしまうようになると蒸れやすくなりますので、苔を早めにとってあげることで通気性がよくなります。
根っこの確認
枯れた下葉や苔が取り除けたら、根鉢を手で崩していきます。硬すぎて手でほぐすことが難しい場合は、ハサミを使って根をほぐしていきましょう。ほぐした所に新しい土が入るようになり、新しい根が張りやすくなります。
植え替え
植え替え前と同じ鉢に植え替えます。
土を適量入れる
鉢に適量の土を入れます。ウォータースペースができるぐらいの高さまでにしておきましょう。
元肥を入れる
元肥を入れて軽く混ぜます。
株を鉢に入れ周囲に土を入れる
根を切りほぐした株を鉢に入れ、周囲に土を入れていきます。ウォータースペースも忘れずに設けてくださいね!
YouTubeでも解説していますので、よろしければこちらもご覧ください。
まとめ
- 枯れた下葉と枝、苔や草をきれいに取り除き、通気性をよくしましょう。
- 根がしっかり回っている場合、下の方の根をカットして新しい根が張りやすくなるようにしましょう。
- 鉢に植え替える際にウォータースペースを設けられるような高さに土入れをしましょう。
ローダンセマムの鉢植えの秋のお手入れについてご紹介しました。弱った株なども秋にきちんとメンテナンスをして、翌年の春にたくさん花を咲かせるようになるといいですね。