
パンジー・ビオラの冬の肥料、どうしてる?

パンジー・ビオラを育てていると、寒さの中でも可憐に咲いてくれる姿に癒やされますよね。
でも同時に、「冬は成長が止まるから肥料はいらないのかな?」「与えたほうが花が増える?」と迷う方も多いと思います。
実は、パンジー・ビオラの冬のお世話で肥料の与え方を少し工夫するだけで、春までずっと花を咲かせ続けることができるんです。今回は、そんな冬のパンジー・ビオラの肥料管理についてわかりやすくご紹介します!
購入苗の元肥だけで大丈夫?
パンジー・ビオラの苗には、あらかじめ「元肥(もとごえ)」が入っているものが多いです。
最初のうちはその肥料でしっかり育ちますが、時間がたつと養分が切れてしまい、
- 葉が黄色くなる
- 花が小さくなる
- 花付きが悪くなる
といったサインが出てきます。
植え付け後、根がしっかり張ってきたタイミングで追肥をしてあげると、株が元気に育ち、花付きもぐんと良くなりますよ!
【結論】時期を見極めて与えましょう
パンジー・ビオラは寒さに強い植物ですが、まったく肥料を与えないと元気がなくなります。とはいえ、真冬の厳しい寒さの中では根の動きが鈍く吸収もできないため、時期を見極めて与えることが大切です。
冬の肥料は控えめに
冬の間は生育がゆっくりになります。この時期に与える固形肥料は、春や秋の半分の量でOK。
肥料が多すぎると根を傷める原因になるので、ほどほどがポイントです。

液体肥料なら初心者さんも安心
「どれくらい置き肥をすればいいかわからない…」という方には、液体肥料がおすすめです。2週間に1回、既定の倍率の液体肥料を与えるとよいでしょう。吸収できなかった分は流れていくため、肥料過多になりにくいのも安心です。
極寒期(真冬)は肥料をお休み
1月〜2月のように気温が低く、雪が続く時期は肥料をお休みしましょう。雪の下では光合成もできず、肥料を与えても吸収されません。寒さがやわらぐ2月中・下旬頃から再開すると、3月〜5月にかけて花が元気に咲いてくれます。
※九州・四国・太平洋側など、冬でも日差しがある地域では、1〜2月でも様子を見ながら与えてOKです。
The Garden Partyでは、冬でも元気に咲いてくれるオリジナルのパンジー・ビオラを販売中です♪
パンジー「ジョリーアンジュ」
届くまで花色はお楽しみ!パステル調の優しい色合いが人気です。
ビオラ「ジョリージョリ」
小さな花がたくさん咲く、愛らしいビオラ。寄せ植えにもぴったりです。
晩秋から5月頃にかけて鉢植えや花壇で長く楽しめます。ぜひお好みの色を見つけてくださいね。
パンジー・ビオラの冬の肥料については、YouTubeチャンネル「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」で詳しくご紹介しています。
パンジー・ビオラの育て方を知りたい方は⇒パンジー・ビオラの育て方ブログ
まとめ
- 冬でもパンジー・ビオラには肥料が必要(極寒期はお休み)です。
- 冬に与える固形肥料は春・秋の半分で十分。初心者さんは液体肥料がおすすめ。
- 寒さがゆるむ2月中・下旬頃から肥料を再開すると春に満開の花が期待できます!
冬の寒さの中でも、少しの工夫で花が長く楽しめます。
可愛らしいパンジー・ビオラをお庭いっぱいに咲かせてくださいね♪


