寒さが増すと、カラーリーフの色がより濃く、鮮やかになります!
カラーリーフ(直訳:色の葉)ってなに?花が咲くの!?そして、どうやって使うの!?
実は、カラーリーフの種類には、葉が特徴的なものが多く、葉っぱだけでも楽しめます。そして、実は、ほとんどのカラーリーフが花を付けるんです!
ここでは、カラーリーフを使った寄せ植えの仕方などを書かして頂きます!!
家族で自分好みの寄せ植えを作って、飾ってみませんか??きっと良い思い出になりますよ~!今日ご紹介するのはいろんな赤・白・緑のコントラストが素敵なこの子ですヾ(≧▽≦)ノ
カラーリーフキンギョソウ【Blanc Rouge®(ブラン ルージュ)】とは?
【学 名】Antirrhinum majus nanum
【科属名】 ゴマノハグサ科キンギョソウ属
【分 類】 耐寒性常緑多年草
【草 丈】20~40cm
【耐寒性】強(※極寒地では冬に枯死)
【耐暑性】強(※長雨、多湿に弱い)
金魚草は耐寒性、耐暑性にも強く、初心者向けの育てやすい植物です。日本では魚の金魚に見えることから金魚草という名前ですが、海外の方には竜に見えたようで、英名ではスナップドラゴンと言われます。品種も多く、鮮明で色鮮やかな花も多いため、人気のある植物です。葉が緑のイメージが強い金魚草ではありますが、中には寒さで葉が赤くなるものもあり、そういった品種は、寄せ植えなどの名脇役として使われます。
今回ご紹介するのは、そんなカラーリーフとして楽しむ金魚草です!
寄せ植え、花壇の彩りを華やかにしたいという思いで育成された村岡オーガニックの品種です。
白色から赤色までの色幅があり、フランス語の白(Blanc)と赤(Rouge)からBlanc Rouge®(ブラン ルージュ)と名づけました。
寒さが増すほどに綺麗な発色をし、10月末ごろ~4月頭ごろまで楽しむことができます。葉色は株により個体差があります。
花色は赤です。
冬に雪の降る地域では、雪の下にならないよう管理して頂くと春まで長く楽しめます。
※ブランルージュと続けてかかれることが多いんですが、実は…正式名称はブラン ルージュです(笑)
【注意事項】
・寒さによって多少赤色が強くなったりすることがございます。葉色が白から赤に変わるわけではございません
・暑くなるにつれて色がぼけてしまいます。
・綺麗な発色が出るのに、やはり寒さが不可欠な品種ですので、出荷時期により色合いが多少異なることがあります。
※暑い時期になると下記の写真のように色がぼけてしまいます。これはこれで、良いという方もおられると思います。
●カラーリーフ金魚草:ブランルージュの使い方(植え方)
①前段階での準備(植えるための、苗や資材を準備)
寄せ植えを作る場合、苗だけではなく、鉢、土、他にどんな植物と組み合わせるかを考えて最初に準備する必要があります。いろいろと悩み過ぎると、めんどくさくなってしまうので、私が思うに、自分が好きな鉢に好きな植物を植えたら良いと思っています。楽しんでなんぼです♪ただ、土だけは少しこだわってください。
・大切な土選び(簡単!土選びは販売単価によってグレードが違うので注意)
園芸店、ホームセンターの店頭をのぞいたり、ネット販売などで「園芸用 土」を調べると多種多様な土が販売してあるります。花・野菜用などの植物全般に通用するものから、バラ用の土、サボテンやタニク用の土など種類も豊富です。今回は、その多種多様な土の中の中の、花・野菜用の土について簡単にご説明します。
気をつけることは、『安い土には要注意』ということです。植物は土に根を張り、そこから水や栄養を吸収します。では、その重要な基礎の土が悪いものだったらどうでしょうか?
価格帯の安い土は、かさましのために不純物が多く入っていることがあります。ですので、土を購入されるときの目安として10リットル500~1000円のものをお薦めします。何度も言いますが、価格の安い土は、土の質が悪く植物が育ちにくものが多いです。ましてや、最悪枯れてしまいます。せっかく植えるのでしたら、強く丈夫に育つ良い土に植えてあげてください。
②植物を選ぶ、組わせる(好きな植物を選んで良し!性質を知っていたらなお良し!)
寄せ植えをする時に、どんな風に寄せ植えを作ったら分からないということを時々耳にします。私が思うのに、好きなものを使ってください。だって、自分が嫌いなもので寄せ植えしても楽しくないですから。基本的売店などのメインコーナーで販売されている植物は今が旬なものばかりです。その中で好きな植物を好きなように組み合わせてもらって大丈夫です。
・植物の性質を知っておくと育った時の見栄え、バランスが良くなります。
植物を鉢に植える時の植え方には大きく3パターンあります。
1.後ろに高く育つ植物、前に低い植物を植える。
例えば前に高く育つ植物を植えてしまうと、後ろの植物が見えなくなってしまいます。この植え方の場合、後ろに立性(背丈が伸びる性質)の植物を植え、前に這性などの低い性質の植物を植えてください。そのように植えてやるためには、植物に立つ性質があるものなのか、そこまで背丈が伸びないのか、這う性質なのかだけでも知っておくと良いと思います。
2.中心を一番高くするドーム状に植える
鉢の中心を一番高くし、鉢の縁に向けて徐々に高さを下げてやる植え方です。
3.アンバランスな植え方
あえてアンバランスに植えることで、遊び心があって斬新かつ動きのあるおもしろい寄せ植えになります。
※こちらはお世話になっている園芸店様に作って頂きました。
③寄せ植え後の水やりはしっかりと
寄せ植えを作った後は、水をしっかりやりましょう。また、植えこんだ鉢のサイズにもよりますが、根が付くまでは水のやり過ぎに注意し、根が付いたらたっぷりやしましょう。
④寄せ植え作る際のちょっとしたコツ(植物って意外に強いんです。)
植物って思って皆さんが思っている以上に強くて生命力に溢れてます。例えば、雑草なんかでも根が残っているとまた生えてきたりしますよね。だから寄せ植えの際に、背丈が合わなかったら少し深めに植えてやったり、苗の土が多くて寄せ植えしにくかったら、土を手でおとしてやったりしても、そう簡単に死んだりしません。※もちろん、そうする前の苗が健全なのが大前提ですが。
上記のように、植え方には沢山のコツがあるように思いますが、一番大切なのは、植物を植え、育てることを楽しむことです。そもそも正解なんてものはなくて、自分が好きに植えて、とことん楽しめればそれが1番の正解なんだと思います。
ブラン ルージュを手に入れる
今回ご紹介した、ブラン ルージュは10月末ごろ~2月末ごろまで園芸店、ホームセンターなどで販売されています。また、ネット販売ですと「The Garden Party(ザ・ガーデンパーティー)」で購入できます。
是非、ブラン ルージュを使って寄せ植えを作ってみて下さい♪