ペチュニアをもっと豪華に育てる方法をお伝えします♪それは、切り戻し(ピンチ)をすることです。近年品種改良が盛んに行われていることもあり、切り戻しをしなくても花数が多い品種が多く販売されています。しかし、そんな品種でも、切り戻し作業をを行ってあげることで、よりこんもりとドーム状に育ち、花数が見違えるほど多くなりますよ♪
ポイントは、とにかく思いっきりバッサリ切ってください!!
ここでは、そんなペチュニアの切り戻しの仕方、切り戻す際の注意点、切り戻す際のポイント(コツ)、目から鱗の切り戻し方をお伝えします。
切り戻しを行う理由
①株を整えることができる。→芽を一斉に切ることにより、生長をそろえることができる。
②花数を増やすことができる。→切り戻しを行うと脇芽が増え、花数が増える。
③湿度の高い時期に、病気を防ぎ、予防できる。→切り戻しを行い、風通しがよくなることで蒸れなどから起こる病気を予防できます。
どんな時に切り戻ししたら良いのでしょうか?切り戻しを行うタイミング
切り戻し時期に関しては、ざっくりと4月~9月がおすすめで、花苗の場合と鉢植えの場合で少し変わってきます。なお、育てるエリア・気候により多少変わります。寒い時期は生育が遅くなるため、寒い時期の切り戻しは、タイミングによっては切り戻さない方が良い場合があります。基本的に決まったタイミングというのではなく、植物の状態や生長スピードで変わってきます。
●花苗の場合(植え替え前)
店頭でペチュニアを購入した際、茎が伸びてしまっていたり、株が傷んでいたりることがありますよね。そういった場合は、植える前に切り戻してから植えて下さい。
→もっと詳しい説明はこちらの記事へ♪「簡単!切って損なし!ペチュニアのポット苗、植え付け前の切り戻し方法とポイント!」
●花鉢の場合(植え替え後)
鉢に植えこんだペチュニアが大きく育ち、株が割れてしまいった場合、株がヒョロヒョロの場合、形を整えたい場合には切り戻しを行ってやってください。
もったいない、かわいそうと言って新芽の先だけ切るのはNG!!切り時は全体の8割カット!!切り戻しの仕方
ペチュニアの切り戻しをおススメすると、ほとんどの方が「かわいそうで切れない!」、「せっかく咲いているのにもったいない!」と言われる方がおられます。そういった方の、切り戻し方法を聞いていると、かわいそうだから新芽の先だけを切り戻ししたと…
これは大きな間違いです。中途半端な切り戻しは、かえって逆効果で株が割れるのの原因になったり、枝が折れたりする原因になってしまいます。そして、切り戻し後の形もいびつになってしまうことが多いです。
極端な例ですが、うちで生産しているペチュニアの鉢を切り戻す際はこんな感じに切ります。
思いっきり8割ぐらいカットしてしまいます。
バリカンで切った場合だとこんな感じです。側面は鉢の際でバッサリ、上はドーム状になるように切っります。その後、病気の予防のために切れた葉や中心部の黄色くなった葉っぱなどを取り除いてやりましょう。またその後、大きく育つために養分が必要ですので、玉肥なんかを適量施肥してやると良いです。今回は、バリカンで刈りましたが、もちろんハサミでザクザク切って頂いてもらって大丈夫です。切り戻し後は、葉の数が減るため必要な水の量も少なくなります。切り戻し前と同じようにやるのではなく、少し控え目にやることを心がけてください。根腐れの原因となってしまいます。
そして切り戻ししたものを管理していくとこんな感じに育ちますよ~♪
動画で詳しく説明(byユウキの園芸チャンネル)
まとめ
ペチュニアの切り戻しは、ちゅうちょなくバッサリ8割カット!!
この一言につきます!!
是非チャレンジしてみてくださいね。
The Garden Party(ガーデンパーティ)ではペチュニアの販売も行っております。
下記画像よりご確認ください。
※時期により売り切れの場合もございます。あらかじめご了承ください。