
夏に元気に育っていた植物が、寒さや雨、病害虫の影響で弱ってしまい「もう処分した方がいいのかな…」と悩んだ経験はありませんか?
今回は、
・寒さに弱いため1年草扱いとなるポーチュラカ
・宿根草の品種が多いルドベキア
この2種類の弱った株を例に、復活できる可能性がある場合の見極め方と管理方法を紹介します。
※すべての株が必ず復活するわけではありませんが、 「試す価値があるかどうか」を判断する参考にしてみてください。

弱ったポーチュラカの復活ポイント

ポーチュラカは暑さに強い一方で、寒さが苦手な植物です。
最低気温が5℃を下回る頃から葉が落ち始め、霜に当たると一気に弱ってしまいます。
一般的には一年草扱いですが、越冬を目指す場合は温度管理が最重要ポイントになります。
① まずは株元をチェック
復活できるかどうかの判断基準は、株元の状態です。
- 株元が腐っている → 復活は難しい
- 株元がしっかりしていて新芽が見える → 望みあり
② 枯れた茎・弱った茎を剪定

- よぼよぼになった茎は軽く剪定
- 完全に枯れた部分は切り落とす
※枯れた茎は元に戻りません。
③ 水・肥料は控えめに
- 鉢が重い場合は水やりをストップ
- 根が弱っている間は肥料も与えない
新芽が展開し、回復してから肥料を与えるのがポイントです。
④ 管理場所
- 暖かく、霜に当たらない場所へ
- 寒冷地では室内や温室管理がおすすめ
弱ったルドベキアの復活ポイント

PWさんの商品のルドベキア アーバンサファリ(フォレストグリーン)は、冬の寒さによる葉傷みと、夏に受けたカイガラムシ被害が残っている状態でした。
① 傷んだ葉は整理する

宿根草は葉を残す管理も多いですが、病害虫が残っている場合は、下の新芽を守るために葉を整理します。
※作業中、カメムシが潜んでいることがあり、 独特の匂いがする場合がありますので注意してください。
② カイガラムシ対策

- オルトラン粒剤を土の表面に散布
- 粒剤が葉に付かないよう注意
湿った状態で粒剤が葉に付着すると、カビの原因になることがあります。
③ 冬の管理場所
- 雨・霜を避けられる場所で管理
- 鉢が重い場合は水やりを控える
本来は耐寒性のある品種でも、弱っている株は保護管理が安心です。
管理場所に迷ったら
ご家庭で管理する場合は、以下を目安にしてください。
- 雨が当たらない軒下
- 明るく暖かい屋内・室内
- 霜に当たらない場所
特にポーチュラカは、軒下だけでは寒さに耐えられないことがあります。
寒い地域では室内管理での越冬にチャレンジしてみてください。
YouTube「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」でも実際の作業を交えて詳しく紹介しています。(※剪定や株元チェックのシーンがおすすめ)
文章だけでは分かりにくい部分は、動画もあわせてご覧いただくとイメージしやすくなります。
まとめ|弱った植物、捨てる前に確認したい3つのポイント
- 株元が生きているかを確認する
- 生きている株は枯れた部分を整理し、無理をさせない
- 水・肥料を控え、環境を整えて養生する
「もうダメかも…」と思った植物でも、環境と管理を見直すことで復活する可能性があります。同じように弱ってしまった植物があれば、諦める前にぜひ一度、レスキューチャレンジしてみてください。
