冬におすすめ!ノースポールとはどんな花?

冬におすすめ!ノースポールとはどんな花?

寒さに強く、冬の花壇や鉢植えで大活躍してくれる「ノースポール」。
白い花びらに黄色の中心が可愛らしく、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

クリサンセマムと聞いても「?」となる方も「ノースポール」と聞けばお分かりになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回のブログでは、初心者の方にも育てやすい冬の定番花、クリサンセマム(ノースポール)について、特徴や管理のポイント、鉢植えの方法までわかりやすくご紹介します。

冬におすすめ!ノースポールとはどんな花?

「ノースポール」という名前で親しまれている理由

園芸店やホームセンターでは、「クリサンセマム」よりも「ノースポール」という名前で販売されていることがほとんどです。

実は「ノースポール」という名前は、種苗メーカー「サカタのタネ」さんが開発した品種名
その後、白花のクリサンセマム=ノースポールというイメージが定着し、流通名として広く使われるようになりました。

そのため、店頭で「ノースポール」と表示されていても、実際の品種名が異なる場合もあります。園芸業界では、最初に広まった名前がそのまま流通名として定着することも少なくありません。

ノースポールとはどんな植物?

ノースポールは、キク科・フランスギク属の植物です。
葉の形が春菊によく似ていますが、あくまで近縁種で別の植物になります。

  • 寒さに強く、冬でも元気に育つ
  • 暑さには弱く、気温が高くなると徐々に弱る
  • 花期が長く、冬から春まで楽しめる

基本的に寒さに強いですが、暑さには弱い植物です。本来は多年草に分類されますが、高温多湿に弱いため、日本の気候では一年草として扱われることがほとんどです。
そのため、春以降に気温が上がってくると徐々に弱り、夏越しは難しいとされています。

店頭には早いところで10月下旬頃から並び始め、11月~2月頃までよく見かけます。
開花は11月中旬頃から始まり、環境が良ければ5月上旬頃まで花を楽しめます。

ノースポールのおすすめポイント

① お手頃価格で取り入れやすい

ノースポールは、パンジーやビオラと並ぶ“定番の低価格帯花苗”。
1株80円台から販売されていることも多く、花壇や寄せ植えにも気軽に使えます。

② 開花期間がとても長い

寒い時期から春まで、長期間咲き続けるのが魅力。
冬の寂しい庭を明るくしてくれる心強い存在です。

日常の管理のポイント

寒さに当たると、葉が傷んだり変色したりすることがあります。
病気予防のためにも、傷んだ葉・古い葉・枯れた茎はこまめに取り除きましょう

冬におすすめ!ノースポールとはどんな花?

冬の低温期は病気が広がりにくいため、ひどく傷んだ部分だけを軽く掃除する程度で十分です。
一方、3月〜4月の気温が上がる時期は、暑さに弱いノースポールにとって要注意。
この頃から病気が出やすくなるため、早めの対策がおすすめです。

また、アブラムシが付くこともあるので、オルトラン粒剤などの予防薬を定期的に施しておくと、長期間効果が続き安心です。

気温の上昇とともに花数が増え、茎も伸びて株全体がこんもりと大きくなってきます。

肥料について

ノースポールは比較的肥料を好む植物です。
葉色が薄くなってきたら、栄養不足のサイン。

  • 置き肥を追加する
  • 週に1回程度、液体肥料を与える

このような管理をすると、5月上旬頃まできれいな状態を保ちやすくなります

実践編:ノースポールの植え付け(鉢植え)

18cmの6号鉢に3ポット植え付けます。

植え付け前の準備

  • 枯れた葉や古い葉を取り除く
  • 根鉢がしっかり回っている場合は、軽くほぐす

これにより、蒸れを防ぎ根の張りが良くなります。

植え付けのポイント

冬におすすめ!ノースポールとはどんな花?
  • ポットの土の高さと、鉢の土の高さを同じにする
  • 深植えにならないよう注意
  • 鉢の上から1~2cm下に土が来るよう、ウォータースペースを確保

鉢の土が高すぎると、株元が蒸れて傷む原因になります。

植え付け後の管理

寒さには強いですが、雪の重みで茎が折れることがあります
雪が直接当たらない軒下などで管理するのがおすすめです。

寒い時期の水やりは控えめに。
与えすぎると過湿になり、根を傷める原因になります。

今回ご紹介した内容は、YouTubeチャンネル「花農家ゆうきの園芸ガーデニングチャンネル」でも、詳しく解説しています。

まとめ

  • 冬は雪の重みで茎が折れることがあるため、軒下など雪の当たらない場所で管理し、水やりは控えめにしましょう。
  • 春先は肥料を適度に与え、風通しのよい環境を意識すると、きれいな株姿を保てます。
  • 翌年も楽しみたい場合は、夏越しを無理にせず、秋に種まきするか、新しい苗を購入して育てるのがおすすめです。