【知らないと後悔するかも?】ガーデニング道具選びで大切な「耐候性」とは?

耐候性とは

「耐候性」を知れば、道具が長持ち&後悔なし!

耐候性とは

ガーデニングを楽しんでいると、プランターやポット、ラベルなどの道具が割れたり、色あせたりして「あれ?もうこんなに傷んでるの?」と思うこと、ありませんか?
それ、もしかすると「耐候性(たいこうせい)」が関係しているかもしれません。

今回は、道具選びで意外と見落としがちな「耐候性」について、わかりやすくご紹介します。
知っておくと、道具を長持ちさせて、節約にもつながりますよ!

耐候性(たいこうせい)とは?

「耐候性」とは、太陽光・雨・風・湿気・温度変化などの自然環境にどのくらい耐えられるかという性質のこと。ガーデニングは屋外で行うことが多いため、耐候性が低い製品を使うと、紫外線などの影響で劣化が早くなります。
一方、耐候性の高い製品を選べば、変形や変色、割れといったトラブルを防ぎ、長く使い続けることができます。

耐候性が大切な理由

たとえば、苗についてくるラベル。植え付けの時に一緒に挿しておくと、いつの間にか紫外線でパリッと折れたり割れたりしてしまうことがありませんか?実はこのような違いも「耐候性」の差によるもの。耐候性のあるラベルは、紫外線に強い成分が練り込まれており、劣化しにくいんです。

耐候性

ラベルはもちろん、長く使う予定の道具を選ぶときは、「耐候性があるかどうか」をチェックすることで、買った後に後悔することを防げます。

製品別・耐候性のポイント

プランター

屋外に置いているプランターは、1~2年ほどで縁や角がパリッと割れてしまうことがあります。
これは、紫外線による劣化が主な原因。特に光が当たりやすい場所にあるものほど傷みが早くなります。

安価なプラスチック製のプランターは、耐候成分が含まれていないこともあるため、「紫外線に強い」や「屋外対応」などの表記を確認して選ぶのがおすすめです。

耐候性

 ポリポット

耐候性とは

色によっても耐候性が違います。
一般的に黒いポットが最も耐候性が高く、カラーポットは劣化しやすい傾向にあります。
見た目のかわいさも大切ですが、長く使うなら黒ポットが安心です。

 園芸用の土や肥料の袋

封を切った袋を屋外で長期間放置すると、紫外線や湿気で袋が破れて中身がこぼれてしまうことも。
開封後はなるべく使い切るか、日陰で保管しましょう。

耐候性

ラベル

紫外線で劣化しやすいラベルは、ちょっとした工夫で長持ちします。
おすすめは「名前の書いてある面を下にして土に挿す」方法!
これだけで2〜3年たってもきれいなまま残っていることもありますよ。

耐候性
耐候性があるもの・ないものの見分け方はあるの?

残念ながら、製品に「耐候性あり」と明記されていないものも多いです。
目安として、プロの園芸資材や農業用資材は耐候性を重視して作られていることが多く、100円ショップなどの一般向け製品よりも長持ちする傾向があります。少し値段は高くなりますが、「長く使うもの」ほどプロ仕様を選ぶのがおすすめです。

動画でもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

  • プラスチック製プランターは「紫外線に強い」などの表記を確認して選ぶのがおすすめ。
  • 肥料や土の袋は、開封後は早めに使い切るか、日陰で管理を!
  • 長く使う予定があるものほど、値段が高くなってもプロ仕様がおすすめ。