
ペペロミアとは

ペペロミアは、丸みのある葉や肉厚な葉、美しい葉模様など、品種ごとに異なる個性的な葉姿を楽しめる人気の観葉植物です。コショウ科サダソウ属(ペペロミア属)に分類され、中南米の熱帯・亜熱帯地域を中心に1000種類以上が自生しています。
比較的小型で場所を取らず、室内でも育てやすいことから、初めて観葉植物を育てる方にも人気があります。葉の色や形、模様のバリエーションが豊富なので、お部屋のインテリアグリーンとしても長く楽しめます。
ペペロミアは、大きく分けると葉が株元から広がる「ロゼットタイプ」、茎が上に伸びる「直立木立ちタイプ」、茎が横に伸びたり垂れ下がったりする「匍匐(ほふく)タイプ」などのグループがあり、それぞれ異なる葉姿を楽しめます。
また、多くの品種は葉に水分を蓄える性質があるため乾燥に比較的強く、水やりの回数が少なくて済むのも魅力です。一方で、過湿には弱いため、水の与えすぎには注意しましょう。
明るい日陰を好み、レースカーテン越しのやわらかな光が当たる場所で元気に育ちます。直射日光や寒さには弱いため、年間を通して暖かく風通しのよい場所で管理するのがおすすめです。
園芸店やホームセンターで苗を購入する際は、葉色が鮮やかで傷みや変色がなく、株元がしっかりしているものを選ぶようにしましょう。
ガーデンパーティーでもさまざまなペペロミアを取り扱っていますので、興味を持たれた方はこちらからご覧ください。
ペペロミアの基本情報
| 名前 | ペペロミア |
| 学名 | Peperomia |
| 科・属名 | コショウ科 / サダソウ属(ペペロミア属) |
| 英名 | Peperomia |
| 和名 | サダソウ |
| 分類 | 多年草・観葉植物 |
| 観賞時期 | 一年中 |
| お勧め植え付け時期 | 5〜7月 |
| 販売時期 | 通年(春から初夏が多い) |
| 原産地 | 中南米、熱帯・亜熱帯地域 |
| 耐暑性 | 強い |
| 耐寒性 | やや弱い ※10℃以上が望ましい |
ペペロミアの栽培カレンダー

ペペロミアの基本的な育て方
植え付け
植え付けの適期は5〜7月です。水はけのよい観葉植物用培養土を使用しましょう。
鉢底石を入れることで排水性がさらに良くなります。
植え替え
1〜2年に1回を目安に植え替えます。
根詰まりすると生育が悪くなるため、鉢底から根が見えてきたら一回り大きな鉢へ植え替えましょう。
日当たり・置き場所
明るい日陰を好みます。レースカーテン越し程度の光が理想です。
夏の直射日光は葉焼けの原因になるため避け、エアコンの風が直接当たらないような場所がおすすめです。
冬は、最低気温10℃以上を保てる「明るい室内」で管理してください。日中、窓辺に置いている場合は、夜間冷え込むため、室内の中央などへ移動すると安心です。

水やり
多湿を避け、乾燥気味に育てるのがポイントです。
春〜秋は土がしっかり乾いてからたっぷり与えます。
冬はさらに回数を減らし、乾いて数日後に与える程度で十分です。
葉水をすると葉がきれいに保て、ハダニ予防にもなります。

肥料
生育期の春から秋に緩効性肥料を2か月に1回程度、または液体肥料を1〜2週間に1回与えます。
病害虫
過湿による根腐れに注意しましょう。
害虫ではカイガラムシやハダニが発生することがあります。葉水を行い、風通しを良くすると予防になります。
黄色くなった葉や傷んだ葉は付け根から取り除き、葉が込み合ってきたら少し整理すると風通しが良くなります。
夏越し
直射日光を避け、風通しのよい場所で管理しましょう。高温多湿になると蒸れや根腐れの原因になるため、水の与えすぎには注意します。土の表面が乾いてから、さらに1〜2日待ってから、夕方から夜にかけての涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。葉水は、午前中または夕方がおすすめです。
冬越し
寒さに弱いため、最低でも10℃以上を保てる室内で管理しましょう。窓際は夜間に冷え込むため、室内中央へ移動すると安心です。暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。気温が下がると生育も鈍りますので、水やりの回数を減らして乾燥気味に管理してください。
増やし方
ペペロミアは挿し芽や葉挿しで増やせます。
挿し芽
5〜7月に元気な茎を5〜10cmほど切って、下の葉を2〜3枚残して取り除き、水はけのよい土へ挿します。きれいな水を入れた容器に茎を挿すだけの水挿しでも増やすことができます。
葉挿し
斑入りでない種類は、5月中旬から8月に葉ざしができます。葉を付け根から切り取り、葉柄(ようへい)を土へ挿します。種類によっては葉だけでも発根・発芽します。
※「葉柄(ようへい)」とは、葉っぱと茎や枝をつなぐ「軸」や「柄」(茎から葉の付け根までの部分)のことです。
・葉がポロポロ落ちます。
寒さや水のやりすぎ・根腐れ、風通しの悪さによる蒸れ、日照不足、急な環境変化などが原因として考えられます。
・葉がしわしわになります。
水切れや根腐れが考えられます。土が完全に乾いていて鉢が軽ければ「水不足」、土が湿っていて葉がしわしわなら「根腐れ」の可能性があります。土の乾き具合を確認し、適切な水やりを心掛けましょう。
・葉が黄色くなりました。
根腐れ、乾燥・水不足、日照不足、肥料焼け、古い葉の寿命などが考えられます。見た目が気になる場合はハサミでカットし、管理方法の見直しを行ってください。

まとめ
- 明るい日陰で管理し、直射日光は避けましょう。
- 水は土が乾いてからたっぷり与え、過湿を防ぎましょう。
- 寒さに弱いため、冬は暖かい室内で管理しましょう。
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