
植物を育てていると、「このお気に入りの株をもっと増やしたい」と思うことはありませんか?
そんなときにおすすめなのが「挿し木(さしき)」です。
特別な道具がなくても、手軽に植物を増やすことができ、初心者の方にも人気の方法です。
特に5月〜6月は、気温と湿度のバランスがよく、挿し木に最適なシーズン。
成功率も高く、初めての方でもチャレンジしやすい時期です。
この記事では、挿し木の基本から具体的なやり方、成功のコツまで、分かりやすく解説します。

挿し木とは?初心者向けに簡単解説
挿し木とは、植物の枝(茎)を切り取り、土に挿して発根させることで、新しい株を増やす方法です。
種から育てるよりも早く、元の株と同じ性質を持つ植物を育てられるのが大きな魅力です。
挿し木に適した時期
挿し木に最も適しているのは、5月〜6月頃です。
5月〜6月頃は
- 気温が安定している
- 湿度があり乾燥しにくい
- 植物の生育が旺盛
この時期に行うことで、発根しやすくなり成功率も高くなります。
挿し木に向いている植物
身近な草花の中にも、挿し木で簡単に増やせるものがたくさんあります。
おすすめの植物
- ペチュニア
- カリブラコア
- サルビア
- バーベナ
- ロベリア
特にペチュニアは、切り戻しと合わせて挿し木ができるためおすすめです。
挿し木のやり方(基本手順)
ここからは、実際の挿し木の手順を順番に解説します。
手順① 元気な茎・枝を切る
- 病気のない健康な茎・枝を選ぶ
- 長さは5〜10cm程度が目安
切り戻しの際に出た茎や枝を使って、挿し木を行うのもおすすめ。
手順② 下の葉を取り除く
土に埋まる部分の葉を取り除きます。蒸れや腐敗を防ぐために重要な工程です。
手順③ 水に浸けて吸水させる
切り口を水に30分〜1時間ほど浸けます。水分をしっかり吸わせることで、しおれにくくなります。
手順④ 土に挿す
- 挿し木用の土、または清潔な培養土を使用
- 優しく差し込むように植える
専用のトレーがない場合、根の様子が見える透明なプラスチックのカップや空き容器などに挿してもOK。その場合は、根腐れ防止のため底に排水用の穴を開けてから使うようにしましょう。

成功率を上げたい場合や、発根しにくい植物を挿し木する場合、ルートンやメネデールなど市販の発根材を使うのも有効です。

手順⑤ 明るい日陰で管理する
直射日光を避け、風通しのよい場所で管理します。強い日差しは乾燥やダメージの原因になります。
成功率を上げるコツ
ちょっとしたポイントを意識するだけで、成功率がぐっと上がります。
- 直射日光を避ける
- 土を乾かしすぎない
よくある失敗と対処法
初めての方がつまずきやすいポイントも確認しておきましょう。
しおれてしまう
→ 水分不足、または直射日光
腐ってしまう
→ 水のやりすぎ、蒸れ
根が出ない
→ 気温が低い、または枝の状態が悪い
原因を知っておくと、対処がしやすくなります。
発根後の管理
挿し木は、発根してからがスタートです。
目安
- 約1〜3週間で発根
その後の流れ
- 根がしっかりしたら鉢上げ
- 徐々に日当たりへ慣らす
- 肥料は根付いてから開始

挿し木はこんな楽しみ方も
挿し木は、ただ増やすだけでなく、ガーデニングの楽しみを広げてくれます。
- お気に入りの品種を増やす
- 寄せ植え用にストックを作る
- 季節ごとに育て方を変えて楽しむ
挿し木を楽しむための注意点
挿し木は手軽に植物を増やせる方法ですが、いくつか気をつけておきたいポイントもあります。
品種によっては増やし方にルールがあります
植物の中には、「登録品種(品種登録された植物)」と呼ばれるものがあり、育成者の権利(育成者権)によって守られています。
そのため、
- 挿し木で増やした苗を販売する
- 人に譲る・配布する
といった行為は、認められていない場合があります。ご自身で楽しむ範囲であれば問題ありませんが、取り扱いについては品種ごとのルールを確認することが大切です。購入した苗のラベルや、インターネットなどで事前に確認しておきましょう。
まとめ|挿し木は気軽に楽しめる増やし方
挿し木は、特別な技術がなくても始められる、手軽な増やし方です。
- 5月〜6月は最適なタイミング
- 手順を守れば初心者でも成功しやすい
- お気に入りの植物を増やせる楽しさがある
まずは1本の枝から、気軽にチャレンジしてみてください。
植物を育てる楽しさが、さらに広がります。
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