レモングラスの育て方・基本情報・まとめ

レモングラスの育て方

レモングラスとは

爽やかなレモンのような香りが魅力のレモングラスは、ハーブティーや料理、アロマなど幅広く利用されている人気のハーブです。イネ科の多年草で、東南アジアを原産とし、高温多湿の環境を好むため、日本の夏でも元気に育ちます。

レモングラスという名前の通り、葉にはレモンに似た爽やかな香りがありますが、レモンとは異なる植物です。香りの主成分である「シトラール」には、リフレッシュできるような清々しい香りがあり、ハーブティーやエスニック料理の香り付けによく利用されています。また、虫が苦手とする香りとしても知られ、庭やベランダで育てるハーブとしても人気があります。

草丈は100〜200cmほどまで大きく育ち、細長い葉が株元から勢いよく伸びる姿は見た目にも涼しげです。葉が風に揺れる様子も美しく、庭や家庭菜園のアクセントにもなります。

レモングラスは暑さに非常に強く、生育も旺盛なため、初心者の方でも比較的育てやすい植物です。一方で寒さには弱いため、冬は防寒対策が必要になります。鉢植えで育てれば、寒くなる前に室内へ移動できるため、寒冷地でも育てやすいでしょう。

収穫した葉は、フレッシュのままハーブティーにしたり、乾燥させて保存したりとさまざまな楽しみ方ができます。料理ではカレーやスープ、肉・魚料理の香り付けにも利用され、暮らしの中で気軽にハーブを楽しめるのも魅力です。

ガーデンパーティではレモングラス苗を取り扱っています。元気な苗から育てれば、その年から収穫を楽しめますので、ぜひご自宅で爽やかな香りを楽しんでみてください。

レモングラスの基本情報 

名前レモングラス
学名Cymbopogon citratus
科・属名イネ科 / オガルカヤ属(シンボポゴン属)
英名Lemongrass
和名レモンガヤ(檸檬茅)、レモンソウ(檸檬草)、コウスイガヤ(香水茅)
分類多年草(ハーブ)
収穫時期6〜10月頃
お勧め植え付け時期5〜7月
販売時期5〜7月頃
原産地東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域
耐暑性強い
耐寒性弱い

レモングラスの栽培カレンダー

レモングラスの育て方

レモングラスの基本的な育て方

植え付け

植え付けの適期は5〜7月です。日当たりと水はけの良い場所を選び、市販のハーブ用培養土や草花用培養土を使用して植え付けましょう。
庭植えでは株が大きく育つため、50〜80cmほど間隔を空けて植えるのがおすすめです。
鉢植えの場合は8〜10号程度の大きめの鉢を用意すると、根がしっかり張り元気に育ちます。

植え替え                 

鉢植えは1〜2年に1回を目安に植え替えましょう。
根詰まりすると生育が悪くなり、葉色も悪くなることがあります。植え替えは気温が上がり始める春がおすすめです。一回り大きな鉢に新しい土で植え替えることで、生育がより旺盛になります。

日当たり・置き場所

レモングラスは日当たりの良い場所を好みます。
日照不足になると葉の生育が悪くなり、香りも弱くなることがあります。風通しの良い場所で育てることで病害虫の予防にもつながります。

水やり

生育期は水をよく吸うため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
庭植えでは、根付いてからは極端に乾燥しない限り自然の雨で育ちます。
鉢植えは夏場になると乾きやすくなるため、毎日水やりが必要になる場合もあります。
真夏は朝または夕方の涼しい時間帯に水やりを行いましょう。冬は生育が緩やかになるため、水やりは控えめにします。

肥料

生育が始まる春から秋にかけて肥料を与えましょう。
植え付け時に元肥を施し、その後は緩効性肥料を2か月に1回程度与えるか、液体肥料を2〜3週間に1回与えると元気に育ちます。肥料切れになると葉色が薄くなったり、生育が鈍くなったりすることがあります。

病害虫

比較的病害虫の少ない丈夫な植物ですが、風通しが悪いとハダニやナメクジが発生することがあります。株が込み合ってきたら古い葉を取り除き、風通しを良くして予防しましょう。

収穫 

草丈が30cm以上になれば収穫できます。外側の葉から必要な分だけ株元を5〜10cmほど残して切り取りましょう。収穫後も新しい葉が次々と伸びてくるため、長期間収穫を楽しめます。
収穫した葉はフレッシュのままハーブティーや料理に利用できるほか、乾燥させて保存することもできます。

夏越し

レモングラスは暑さに非常に強く、日本の夏でも元気に育ちます。
ただし、水切れには注意しましょう。特に鉢植えは乾燥しやすいため、真夏は朝夕の様子を見ながら水やりを行うと安心です。

冬越し

レモングラスは寒さに弱く、気温が10℃以下になると生育が鈍ります。日本では冬も温暖な地域を除き、寒さによって地上部が枯れてしまうことがほとんどです。
暖地では株元をマルチングすることで冬越しできる場合がありますが、霜が降りる地域では鉢植えにして室内へ取り込むことをおすすめします。
地上部が枯れても、根が生きていれば春に新芽が出てくることがありますので、すぐに処分せず暖かくなるまで様子を見てみましょう。

増やし方          

レモングラスは株が大きく育ったら、春から初夏(最低気温が10℃以上になる5月頃がおすすめ)に株分けで増やすことができます。

株分け 

株分けをする前は、液体肥料や固形肥料を与えて株を元気な状態にしておきましょう。また、乾燥すると株が弱りやすいため、作業前日にはたっぷり水を与えておくのがおすすめです。作業をする際は、葉の縁で手を切ることがあるため、ガーデニング用の手袋を着用して行いましょう。
株を鉢から取り出したら、土を軽く落とし、株を1~3株程度の大きさに分けます。細かく分けるほど株数は増やせますが、大きめの株に分けた方がその後の生育は早くなります。傷んだ葉や古い葉は取り除いておきましょう。
株分けした苗は、市販の培養土などに植え付けます。植え付け時は基本的に肥料は入れず、植え付け後にたっぷりと水を与えます。しばらくは日陰で管理し、新しい根が伸びてきたら日当たりの良い場所へ移動させましょう。

写真だけでは分かりにくい株の分け方や植え付けのコツは、動画で詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

レモングラスのよくある質問

葉先が茶色くなるのはなぜですか?
乾燥や寒さ、根詰まりなどが原因として考えられます。まずは土の乾き具合や置き場所を確認し、必要に応じて植え替えや水やりを見直しましょう。 

冬になると葉が枯れてしまいました。
寒さによって地上部が枯れることがあります。根が生きていれば春に新芽が伸びてくる場合がありますので、防寒対策を行いながら様子を見ましょう。

収穫した葉はどのように使えますか?
ハーブティーやエスニック料理の香り付けに利用できます。また、乾燥させてポプリにしたり、お風呂に入れて香りを楽しんだりすることもできます。さらに、乾燥した葉はリースやしめ縄、スワッグなどのクラフト材料として活用するのもおすすめです。

まとめ

  • 日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
  • 生育期は水切れに注意し、土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
  • 冬は寒さ対策を行うことで翌年も楽しめます。

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