プルモナリアの育て方・基本情報・まとめ

プルモナリアの育て方

プルモナリアとは

プルモナリアの育て方

プルモナリアはムラサキ科プルモナリア属の多年草でヨーロッパやアジアの一部が原産の植物で、春に星のように可愛らしい花を咲かせます。花の色は品種によって異なりますが、一般的には青、紫、ピンク、白などがあり、咲き進むにつれて色が変化していくのも魅力の一つです。また、葉には白や銀色の斑点が入るものが多く、花が咲いていない時期もカラーリーフとして楽しむことができます。草丈は10~40cm程度のコンパクトな株立ちになります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパの庭のシェードガーデンなどにはよく使用されており人気があります。

日陰や半日陰を好むため、庭のシェードガーデンや木の下のグランドカバーとして植えるのに適しています。湿り気のある土壌を好むため、乾燥しやすい場所よりも適度な湿度を保てる環境に植えるとよく育ちます。鉢植えにすれば、ベランダや玄関先でも手軽に楽しむことができますし、他の春の花と組み合わせて寄せ植えにするのもおすすめです。

夏の暑さにはやや弱いですが耐寒性は強く、品種や場所によっては常緑となり、冬の時期も葉が茂ります。春の訪れを感じさせるプルモナリア。花色の変化や美しい葉を楽しみながら、お庭やベランダで育ててみませんか?

園芸店やホームセンターで苗を購入する際には、葉に傷みがない、きれいな葉の苗を選ぶようにしましょう。

ガーデンパーティではプルモナリアを取り扱っていますので、興味を持たれた方はこちらからご購入いただけます。

プルモナリアの基本情報 

名前プルモナリア
学名Pulmonaria
科・属名ムラサキ科 / プルモナリア属
英名Pulmonaria, Lungwort
和名ヒメムラサキ(姫紫)、ハイムラサキ(這い紫)
分類多年草
開花時期2月~5月
お勧め植え付け時期2月~4月、10~11月
原産地ヨーロッパ、バルカン
耐暑性やや弱い
耐寒性強い

プルモナリアの栽培カレンダー

プルモナリアの栽培カレンダー

プルモナリアの基本的な育て方

植え付け

植え付けは秋または春の時期が適しています。土は水はけと水もちのバランスが良いものを選び、腐葉土や堆肥を混ぜたふかふかの土が理想的です。地植えにする場合は、落葉樹の陰などのように夏は日陰となり乾燥しない場所へ腐葉土をよく混ぜて植えつけ、バークチップなどでマルチングをしておきます。

植え替え 

地植えでは、数年間植えたままにできます。鉢植えは根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなりますので、2~3年に一度を目安に、春か秋に植え直しをしましょう。

日当たり・置き場所

高温や乾燥に弱く、春の開花までは日が当たり、その後は日陰や半日陰となるような場所が適しています。強い直射日光に当たると葉が焼けるため、地植えでは落葉樹の下や建物の陰になるような場所が適しています。鉢植えは、明るい日陰や午前中だけ日が当たる場所に置くとよいでしょう。

水やり

水はけをよくしておき、乾かさないようにします。湿り気のある環境を好むため、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。特に成長期の春は水切れに注意が必要です。夏は乾燥しやすいので、朝か夕方にしっかり水やりをしましょう。乾燥すると葉が枯れやすくなります。

鉢植えは、鉢底から水が流れ出るぐらいしっかり水をあげましょう。

肥料 

肥料は多く必要としませんが、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ、春と秋に肥料を与えます。成長期の春は置き肥をするか液体肥料を月に3回程度与えるようにします。6月以降は肥料分が残らないように気をつけてください。

病害虫 

梅雨から夏にかけて、うどんこ病が発生することがあります。風通しをよくして予防しましょう。

また、水はけが悪いと根にこぶができるネコブセンチュウが発生することがあります。水はけが悪い場所は土壌改良などをして水はけをよくしておきましょう。

切り戻し

株全体が乱れてきた場合は花後に軽く切り戻しをすると、新しい葉が出て長く楽しめます。

花がら摘み         

咲き終わった花がらや枯れた葉はこまめに摘み取るようにしましょう。花が終わった頃に花首のすぐ下の茎あたりから切り取るようにしましょう。

夏越し 

夏の高温や乾燥にやや弱く、夏越しには注意が必要となります。鉢植えは真夏の直射日光を避け半日陰や風通しの良い場所に移動させましょう。地植えの場合は、腐葉土やバークチップでマルチングをして、根元の乾燥を防ぐことで夏越しがしやすくなります。

冬越し

冬に地上部が枯れるものもありますが、耐寒性は強く、地植え鉢植えともに特別な防寒対策は不要です。寒冷地では、霜が当たると葉が傷むことがあるため、落ち葉やなどでマルチングをすると安心でしょう。

 

増やし方

根伏せや種まきも一応可能ではありますが成功率が低く、株分けで増やす方法がおすすめです。

株分け

3年ぐらいすると大株に育ち、株分けで増やすことができるようになります。花後の初夏や秋に元気な株を掘り上げたら、根を傷めないように手で優しく分け、別の場所に植え付けましょう。

まとめ

  • 春の開花までは日が当たり、その後は日陰や半日陰となるような場所で管理しましょう。
  • 水はけをよくしておき、乾かさないようにしましょう。
  • 鉢植えは2~3年に一度を目安に、春か秋に植え直しをしましょう。