ジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)の育て方・基本情報・まとめ

ジャメスブリテニアの育て方

ジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)とは

ジャメスブリテニアの育て方

ジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)は、南アフリカ原産でゴマノハグサ科ジャメスブリテニア属の非耐寒性多年草です。春から晩秋まで、バコパに似た小さな花をたくさん咲かせ、鉢植えや寄せ植えに人気の花です。多湿を苦手とし日本での夏越しが難しいといわれていましたが、夏越ししやすいように品種改良されたサンブリテニアなどがあります。

ガーデンパーティでもジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)の苗を取り扱っていますので、ご興味を持たれた方はこちらからどうぞ。

ジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)の基本情報

名前ジャメスブリテニア (ジャメスブリタニア)
学名Jamesbrittenia spp.
科・属名ゴマノハグサ科/ジャメスブリテニア属
英名Jamesbrittenia
和名ジャメスブリテニア
分類非耐寒性多年草
開花時期4月~10月
お勧め植え付け時期5月~6月/9月
販売時期5月~6月
原産地南アフリカ原産
耐暑性強い
耐寒性弱い

ジャメスブリテニア(ジャメスブリタニア)の栽培カレンダー

植え付け

元肥を施した水はけのよい土に、害虫防除のためのオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒いておきます。苗よりも二回りほど大きめの鉢に植え付け、根が張ってきたら、30cmぐらいの鉢に植え替えます。

日当たり・置き場所

1日を通して日当たりがよい場所が適しています。午前中だけ日光が当たるような場所で、午後から日が当たらない場所でも育ちますが、花が小さくなったり、花付きが悪くなったりします。梅雨時期には雨が当たらない場所へ移動させます。風通しのよい場所で乾かし気味に育てます。

水やり

鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげますが、過湿を苦手とするので、乾かし気味に育てるようにします。

肥料

植え付け時に元肥を施し、開花期間中は定期的に液肥を与えると花付きがよくなります。

病気と害虫

雨が続いた時に薄い黄色の斑点が下葉から出てきたら、べと病かもしれません。風通しのよい場所で乾かし気味に育てるようにします。また葉っぱが食べられていたり、粒上の糞が落ちていたりしたら、アオムシがいる可能性がありますので、園芸用の殺虫剤をかけておくとよいでしょう。

アオムシ

切り戻し

たくさん分枝するため、梅雨前に株の1/3程度の大きさになるよう切り戻します。株が乱れてきたら、伸びた枝を切り取って形を整えましょう。

夏越し

基本的に夏越しは難しいですが、サンブリテニアのように品種によっては夏の暑さに強く、夏越しができるものもあります。高温多湿の時期は、直射日光をさけ、風通し良く管理しましょう。

冬越し

耐寒性はあまり強くないため、冬越しは期待できません。冬越しに挑戦される場合は、軒先や暖かい室内に取り込んで寒さ対策を十分に行ってください。

育て方のポイントまとめ

  • 日当たりと風通しが良い場所で乾かし気味に育てるようにしましょう。
  • 梅雨前に、株を1/3程度に切り戻しをしましょう。
  • べと病やアオムシの発生に注意し、病害虫対策を行ってください。