ジャパンフラワーセレクション2011表彰式&審査講評

こんにちわ

先日(12日)、ジャパンフラワーセレクション2011-2012各賞の受賞式が東京で行われました

昨年は、マドンナの宝石ピンクがフラワー・オブ・ザ・イヤーを受賞した際は、参加させて頂いたのですが、今回は諸事情で出席することができませんでした

様子だけでもということで、お願いおしていた写真が本日届いたのでアップします

1.jpg
各賞を受賞した品種がずらっと並んでいます
ナデシコ『ピーチプリンセス』がどこにあるか分かりますかー

そう、一番左端が弊社のピーチプリンセス

IMG_0038.jpg

ちょっと花が間に合わなかったですね。。。

満開になるとこんな感じになりますよ
2011_05210002.jpg
2011_05210010.jpg

特徴的な化弁とこの濃いピンクと淡いピンクのコントラストが素敵な品種です

本当は弊社の者が品種の説明をするべきなんですが。。。

今回は、諸事情で出席できなかったので

大田花きの磯村社長様が弊社のピーチプリンセスを

特別ゲスト:農林水産大臣夫人の鹿野充子様に説明してくださいました

3.jpg
2.jpg

本当にありがとうございます

ジャパンデザイン特別賞受賞
ピーチプリンセス審査講評

審査講評
(※上部の資料:審査講評一部抜粋)

●審査講評●
花弁が細かく切れ込んでカワラナデシコを思わせるが、より大輪で弁巾が広く互いに重なり合い、花容は格段に豊かである。濃い桃色から淡い桃色への花色の変化も楽しめ、花もちもよい。これまでのセキチク系のナデシコの品種は、カーペット状にびっしり咲くものが多かったが、近年のガーデンデザインの多様化により、自然風な素材が求められているなか、本品種は草姿もカワラナデシコのような自然風な雰囲気で野趣あふれた面白い素材として期待できる。自然風な草姿から、日本人の感性に訴えるものとして、ジャパンデザイン特別賞を受賞した。

●出品者のコメント●
毎年、弊社では秋出荷のナデシコ(ダイアンサス)を生産していましたが、インパクトのあるナデシコ品種を目指し、品種改良を始めました。
コンセプトはエレガントでいてどことなく自然な柔らかい感じのある品種でした。ナデシコ「ピーチプリンセス」の一番の特徴は濃い光沢のあるピンクから淡いピンクへの花色の変化と、開花時の甘い香りです。また、花弁の縁に入る深い切り込みがかわいらしく、ピンク系の花色と濃い葉色のコントラストが素敵な品種です。
育種においてもっとも重要としていることは、お客様に本当に喜んでもらえる品種であるかということです。花が綺麗なのは大切ですが、でもお客様が、花壇苗育種においてはガーデニングを通してお客様がしっかりと楽しめる品種であることが第一条件だと考えております。
ナデシコ「ピーチプリンセス」は、普段の栽培を通し今までに育てた品種との栽培対比をすることで、生産者独自の観点から育種された新品種です。
今後の展開については、少しでも多くのお客様にガーデニングに興味を持って頂けるような品種、また、ガーデニングを楽しんで頂ける品種を提供できるように努力していきたいと考えております。

また、この受賞にあたって多くの人のご協力を頂き、誠にありがとうございます。

この賞に恥じぬようこれからも頑張って行きたいと思います!!