秋のペチュニア(秋ペチュ)を楽しむ♪管理や切り戻しのポイント!

秋にペチュニアを植える・育てる!!略して『秋ペチュ』を楽しみましょう♪

秋にペチュニアを植えるなんて…と思われる方もおられると思いますが、九州や四国などの暖かい地域では、秋植えのペチュニアの需要がけっこうあったりするんですよ♪実際、私たちの農場でもオリジナルペチュニアの「マドンナの宝石シリーズ」、「ソフィアの宝石シリーズ」を秋作で注文生産させて頂いております。逆に、寒い地域の北海道や東北では秋のペチュニアの需要はほとんどないと思います。実際に、暖かい地域では寒さに当たると少し葉や花が傷んだりしますが屋外でペチュニアが越冬したりします。

寒い地域でも寒さや霜にさへ気をつけ、気温が室内に取り込んでやれば越冬が可能です♪ここでは、秋にペチュニアを植えて春に楽しむコツをお伝えします。

秋にペチュニアを植える際に気をつける点

秋にペチュニアを植える場合は持ち運びできる鉢植えがおススメです。

秋にペチュニアを植える際は、断然、鉢やプランターなどの持ち運びが可能なものに植えこむことをおススメします。
→ペチュニアは5℃程度の気温を必要とする植物です。品種によっては0℃まで可能なものもあるようですが、目安として5℃以下にならないように管理をしてあげてください。そうすると、冬場の気温が5℃以下になる地域で屋外に植えてしまうと寒さで花や葉が傷み枯れてしまいます。ですので、気温が5℃以下になる場合に屋内の暖かい所に避難できるよう持ち運びできる鉢などに植えてやると良いでしょう。近年、暖かい地域でも急に気温が下がったりすることがありますので持ち運べる鉢やプランターをおススメします。

秋に育てる場合は、春や夏以上に水やりに注意し、控えめにしましょう。

秋は春や夏と違い気温が下がっていく季節です。また天気も崩れやすい季節でもあります。気温が下がるということは、植物も暖かい時期に比べ水を必要としないため基本的に水を控えめに管理しましょう。やり過ぎは、過湿を引き起こし、根腐れの原因となってしまいます。また、曇天が数日続くということも多々ある冬場は、水やりの前に週間天気予報などで2~3日後の天気を見ながら水やりを行ってやると、水のやり過ぎを防げます。

切り戻しは天候や気温と相談しましょう。

冬場に切り戻しは行ってもかまいませんが、天候や気温に注意し行う必要があります。特に下記のことを理解しておくことが必要です。
寒い時期には、植物の成長は遅くなります。春や夏のような感覚で切り戻しを行うと、思った以上に育たなくて管理が大変なんてこともあります。ですので、なるべく強い切り戻しを避け、ある程度緑の葉を残してやることが大切です。
また、植える際の切り戻しも行った方が良いですが無理にする必要はありません。特に10月中旬以降は要注意です。行うとしても軽く走った枝を落とし、新芽を摘むぐらいで留めとく置く方が良いかと思います。
生長が遅いということは、もちろん花もあまり咲かなくなってしまいます。冬場に少しでも花を楽しみたい方もあまり多く切り戻しをしてしまうと冬の間花が咲かないなんてことも…
私がおススメする秋植えペチュニアの切り戻しのタイミングは、3月中旬以降です。春に向けて気温も上がってきますし、切り戻して春の良いシーズンに綺麗に咲いてくれると思います。

寒い地域での秋植えペチュニア(秋ペチュ)はあまりおすすめしません。その理由は、ペチュニアは光を欲する植物だからです。光量の少ない室内で管理すると茎が伸びてしまい、不格好になったり、そのせいで株が割れてしまったりする場合があります。これは、春から栽培しているペチュニアにも同じことが言えます。光が少ないと、ペチュニアがヒョロヒョロになってしまいます。

動画でもペチュニアの紹介しています

まとめ

本来ペチュニアは南米原産のナス科の植物ですので、日本の気候では1年草扱いです。それをふまえた上で管理する必要があります。

①暖かい地域では、最低気温が低く比較的簡単に越冬が可能ですが、やはり綺麗にするためには多少の管理が必要です。寒い地域では、霜に当たらないように屋内に避難が必要です。そういったことから鉢植えがおススメです。

②生長が遅い冬場の切り戻しは、天気・天候と相談し、切り戻し過ぎないようにしましょう♪

③水やりは控えめを心がけましょう!

シーズンになると全国の園芸店、ホームセンターなどで販売しています。また、ネット販売ですと「The Garden Party(ザ・ガーデンパーティー)」などで購入できます。
ぜひのぞいてみてくださいね♪