なぜ、ペチュニア:ソフィアの宝石シリーズ(ほふく性品種)は、花壇植え(植栽)に適しているのか!!

なぜ、ソフィアの宝石シリーズは、花壇植え(植栽)に適しているのか?のタイトル画像。

春、お店やホームセンターに行くといろんなペチュニアが売ってますよね♪ピンクだったり、バイオレットだったり本当にいろんな色があります。実際花壇植えに適したペチュニアってどんなやつペチュニアなんでしょうか?

せっかく花壇に植えるのだから花壇を多いつくすぐらい広がってくれると嬉しい♪なんて思うのは私だけでしょうか?

ペチュニア:ソフィアの宝石シリーズはそんな要望にお応えできる品種です♪

ソフィアの宝石シリーズが花壇植え(植栽)に向いていいる理由

ソフィアの宝石シリーズの特徴は、這性(クリーピンクタイプ、ほふく性)であること、生育旺盛で分枝性が多いこと、花数が多いことです。ここでは、なぜこの3つの特徴があることで花壇植え(植栽)に適しているかをご説明します。

ソフィアの宝石バイオレットは、ジャパンフラワーセレクション(ガーデニング部門)で入賞した品種です。ジャパンフラワーセレクションのガーデニング部門では、第三者による栽培調査が実施されます。本当に育ててみることで、お客さんが買った後本当綺麗に育つ品種なのか、花付きはどうだろうかとか、経時的に調査して頂けます。第三者機関にて賞を頂けるということは、本当にこの品種が認められた証なのです。

→ソフィアの宝石シリーズについての詳しい説明はこちら

這性品種であるということ
→横に広がるため花壇を覆いやすい。

ペチュニアには、主に立性、這性の品種があると言われています。
※立性と這性品種の中間の特性をもった品種も存在しています。

立性品種→茎が上に伸びようとする性質が強い品種
這性品種→茎が横に伸びようとする性質が強い品種

立性品種よりも這性品種の方が早く横に伸び、地面を覆いつくしてくれやすいです。

生育が旺盛で分枝性が多いこと
→まんべんなく花壇を覆いやすく、株がはげにくい。そして、長く楽しめる。

植物は、品種によって性質がバラバラです。長い年月の品種改良によって生産やすかったり、今までにない花色だったり、株がしっかりしている品種が多くなっています。ソフィアの宝石シリーズは特に生育旺盛で分枝性が多い品種です。ペチュニアを育て、株が大きくなると、中央部分の葉がなくなりハゲてしまうことが良くあります。ソフィアの宝石シリーズも蒸れたり、ハゲたりしないわけではないのですが、生育が旺盛で分枝性が良いこともあり、また新しい枝がはえ隠れてしまいます。

こちらの動画でも、右下部分が一度枯れあがってしまうのですが、徐々に復活していきます。
※もちろん植物が大きくなるために肥料などをちゃんとあげることが大前提です。

花数が多いこと
→圧倒的な花数がとにかく綺麗、また連続開花性にすぐれている。

先にも書きましたが、ソフィアの方宝石シリーズは分枝性の多い品種のため、自然と花数も多くなります。また、花も中小輪タイプと小さめで満開になった姿は、名前の通り宝石が散りばめられたようです。花が小さいことでのメリットもあります。ペチュニアの花の大きさには大・中・小とあります。ペチュニアの花は、終わると傷んで、腐れ、その腐れが枝に付着すると病気の原因となることがあります。花が小さいと、枯れた時、大きい花と比べ腐れず乾燥してしまうことが多いです。また、花も小さく目立ちにくいの良い点です。もちろん、花がらづみを行ってやれば問題はありませんが、数が多いとそれも大変です。実際、上記のパラパラ動画を撮影する際、花がら摘みは一切行っておりません。また、動画を見て頂けるとわかるよう、とにかく花が休むことがありません。連続開花性が良い品種です。

プロも植栽(花壇植え込み)に使うソフィアの宝石シリーズ&マドンナの宝石シリーズ

ソフィアの宝石バイオレットは全国のいろんな場所で植栽に使用されている品種です。ここでは、過去に植栽された例の一部をご紹介させて頂きます。姉妹品種のマドンナの宝石ピンクもともにご紹介させて頂きます。

2015年10月17日撮影:東京都:農林水産省前花壇に植栽されたマドンナの宝石ピンクとソフィアの宝石バイオレット

東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット
東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット
東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット
東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット
東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット
東京:農林水産省前花壇に植えてあるマドンナの宝石ピンク&ソフィアの宝石バイオレット

マドンナの宝石ピンクも半立性の品種ではあるのですが、それ以外はソフィアの宝石の姉品種にあたるので、生育旺盛で分枝性が多い、花付きが多いという特徴は一緒ですので、こちらも植栽に適した品種です。

2017年8月20日撮影:鳥取県で道路わきの大鉢に植栽されたマドンナの宝石ピンク、ソフィアの宝石バイオレット、ソフィアの宝石ホワイトピンク

道脇の大鉢に植栽されているペチュニアのマドンナの宝石ピンク、ソフィアの宝石バイオレット、ソフィアの宝石ホワイトピンク
道脇の大鉢に植栽されたペチュニア

2018年撮影:新潟県で植栽されたマドンナの宝石ピンクとソフィアの宝石バイオレット

植栽されたマドンナの宝石ピンクとソフィアの宝石バイオレット
植栽されたマドンナの宝石ピンクとソフィアの宝石バイオレット

2019年10月7日ごろ撮影:東京都:夢の島公園(東京2020のアーチェリー会場)に植栽されたマドンナの宝石ピンク

夢の島公園(東京2020のアーチェリー会場)に植栽されたマドンナの宝石ピンク
夢の島公園(東京2020のアーチェリー会場)に植栽されたマドンナの宝石ピンク
夢の島公園(東京2020のアーチェリー会場)の植栽
夢の島公園(東京2020のアーチェリー会場)の植栽

→植栽事例:夢の島講演夏花プロジェクト2019会場

2020年6月11日ごろ撮影:茨城県土浦市:霞ヶ浦総合公園 風車前花壇に植栽されたソフィアの宝石バイオレット

茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園、風車前花壇に植えこまれたソフィアの宝石バイオレット
茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園、風車前花壇に植えこまれたソフィアの宝石バイオレット
茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園、風車前花壇に植えこまれたソフィアの宝石バイオレット
茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園、風車前花壇に植えこまれたソフィアの宝石バイオレット

ソフィアの宝石シリーズは、バイオレットの他にホワイトピンクがあります。

こうやって見るとグランドカバーとして造園や公共植栽でもしっかりパフォーマンスを発揮してくれてますね♪

もちろん鉢植え、プランター植えでもオッケイですよ。

花壇植えにも是非チャレンジしてみてくださいね♪