簡単!比べて納得♪ペチュニアとカリブラコアの違い!

実はペチュニアとカリブラコアは親戚で、同じナス科の植物です。ナス科!?って、そう!そして、両方ともあの野菜のナスの親戚!ナスの紫の花見たことありますか?よーく見てみる身を付ける前にラッパ状の紫の花が咲くんですよ!!話が脱線してしまいましたが・・・
ペチュニア→ナス科ペチュニア属
カリブラコア→ナス科カリブラコア属
なんです。だから似た花が咲くんです。そして、違う属ではあるもののあまりに近いためペチュニア×カリブラコアで交配までできてしまいます。
そんな良く似たペチュニアとカリブラコア、育てながらよーく観察してみるとちょっとづつ違うことがあります。ペチュニアとカリブラコアって名前は全然違うのに花が本当にそっくりですよね♪ここでは、その違いについて簡単に説明します。

ペチュニア、カリブラコアの見た目の違い♪

花の違い(大きさ、花色など)


ひと昔前までは、ペチュニアは花の大きさが大輪で、カリブラコアは小輪、また、カリブラコアの方がオレンジ、イエローなどの鮮やかな花色が多いのが特徴でしたが、近年品種改良が盛んに行われペチュニア・カリブラコア共に数多くの園芸品種が発売されています。そして、両者の見た目の線引きが曖昧になっているのが現状です。また、ペチュニア×カリブラコアの属間交配などの品種などもありますます曖昧になっています。

物差しがないので分かりにくいですが、右のペチュニアの花が10㎝程度、左のカリブラコアの花が4㎝程度です。

ペチュニアとカリブラコアの花の違い

また先に書いたように最近は花の大きさが4㎝程度の中小輪のペチュニア品種も多くみられます。

中小輪のペチュニア:マドンナの宝石ピンクイエロー

葉の違い


●ペチュニア
カリブラコアと比べ葉が大きく、ベトベトする。このベタベタには害虫を防除するメリットがありますが、切り戻しや花がらとりの時に指にまとわりついて作業しにくいというデメリットがあります。また、ペチュニアには独特の臭いがあり、それを嫌う人もいます。なお、品種によっては臭いが少ないものもあります。
●カリブラコア
ペチュニアと比べ葉が小さく、ベタつきはない。ベタつきがない分、ペチュニアと比べて害虫が発生しやすいデメリットがあります。ペチュニアと比べ切り戻しや花がらとりなどの管理作業は行いやすいのがメリットです。

ペチュニアとカリブラコアの赤ちゃんの苗を比べてみます。ペチュニアの葉は大きく、カリブラコアは小さいのが分かりますでしょうか。

ペチュニアとカリブラコアの葉の違い

生育の違い


品種などにもよりますが、生育スピードは一般的にペチュニアが早く、カリブラコアは遅いです。
生育スピード:ペチュニア>カリブラコア
ですので、カリブラコアの切り戻しを行う場合は注意が必要です。ペチュニアの感覚で切り戻しを行うと株が大きくなるのに時間がかかってしまいそのまま弱り、枯れてしまうことがあります。
一方、ペチュニアは生育旺盛ですので、多少切り戻しし過ぎても、梅雨などの湿度の高い時と水やりさへ注意すればある程度育ってくれます。なお、ペチュニアの生育スピードは他の植物と比べても早い方だと思います。

まとめ

ペチュニア、カリブラコアどちらの植物もあまり差がないです。気にせず、好きな花色の品種を育てることをおススメします。あえて言うのであれば、初心者の方は、まずは生育旺盛なペチュニアをおススメさせて頂きます。その方が失敗するリスクが少ないかと思います。
是非、ペチュニア&カリブラコア育ててみてくださいね♪

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ぜひのぞいてみてくださいね♪