おすすめの多年草！海外で大人気!?丈夫で強い多年草レウカンセマム(シャスターデージー)とは!?育て方のポイント♪

投稿日 2021年5月31日
更新日 2024年1月13日
著者村岡朋典
カテゴリーレウカンセマム(シャスターデージー)

レウカンセマム！！

なんだか魔法のような言葉♪

レウカンセマム(別名：シャスターデージー)は海外で人気のある、キク科レウカンセマム属の常緑多年草です。花型はマーガレットに似ています。実はこの品種は人工的に作られた園芸品種です。
なんたって一番の特徴はその目を引く花と、丈夫で育て易く、園芸初心者の方にもおススメの品種だというところです。そして、常緑多年草なので、１度植え込み、しっかり根が張ると毎年花を咲かせてくれますよ♪多年草ということもあり、少しお値段もしますが、毎年楽しめるということであればとってもリーズナブルな植物に感じませんか？

【レウカンセマム(別名：シャスターデージー)の基礎知識】
●学名：Leucanthemum×superbum
●別名：シャスターデージー
●科名 / 属名：キク科 / フランスギク属（レウカンセマム属）
●原産国：品種改良によって作出された品目
●開花期・栽培期：5月中～7月
●栽培し易さ：丈夫で育てやすい品種

レウカンセマムの育て方(管理方法)

丈夫な品種と言っても、やはり植える前にポイントをおさえておくのはとっても大事なことです。知らずに植えるより、知って植える方が管理もしやすいですよ♪

植え付け時期

レウカンセマムの植え付け時期は4月～6月ごろがおすすめです。お店で販売されるのもこの時期が多いと思います。それは、開花期(花が楽しめる時期)が、5月～7月末ごろだからです。
※開花期は気候によって少し変わりますので、地域によって異なります。

植え付け場所・植え付け方法

レウカンセマムは、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。花壇植え、鉢植え、プランター植えどれでも問題ありません。
※レウカンセマムは、寒いのには強い植物ですが、暑いのは少し苦手です。近年夏が暑すぎるため、品種によっては夏季に長時間、猛烈な直射日光に当たると弱る場合があります。地植えの場合は、午前中しっかりと日光があたり、昼から少し木陰になるような場所が良いかと思います。鉢植え、プランター植えなどの場合は、弱るようでしたら木陰に移動してあげてください。

水やり

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりやりましょう。
※特に鉢植え、プランター植えの場合は、夏の水切れに注意が必要です。

用土と肥料

用土は市販のものを使用することをおススメします。また、その際に、あまりに安いものは不純物を多く含んでいる場合がありますので、気持ち値段が高めの土のご購入をおススメします。植物にとって土は栄養を吸収するとっても大事なところです。その土が良くないと、せっかく良い苗を購入しても育たなかったり、枯れてしまったりする原因となります。花壇などの場合は、なかなか全ての土を入れ替えるのは大変ですので、植え付ける周り(15㎝程度)を新しい土に変えてあげると、植え付け後の初期成育が格段に良くなります。一度しっかりと根を張れば、その後は地面にどんどん根を広げてくれますよ♪
肥料は緩効性化成肥料を植え付け後、開花した時などに与えてやってください。この際、化成肥料が株に触れないよう株元から10㎝程度少し離してあげるのがポイントです。化成肥料が葉や茎に直接触れると、触れた部分が枯れてしまいます。
葉の色が極端に薄くなったりした場合などは、様子を見ながら液体肥料を使ってやってください。