
夏の長雨や高温多湿で、鉢植えのマーガレットの葉が黒くなったり、傷んだりしていませんか?
晩春から初夏に切り戻して、これからまた元気に育てようと思っていたのに、夏の間に株の状態が悪くなってしまうこともあります。
今回は、そんな夏の暑さや長雨で傷んでしまったマーガレットを、切り戻しや追肥を行って仕立て直す方法をご紹介します。
「葉が傷んでしまったけれど、まだ復活できる?」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
※切り戻し作業は8月末に行ったものです。
マーガレットとは
基本情報
🌼 分類:多年草
🌸 開花時期:晩秋~春
☀️ 日当たり:日なた
📏 草丈:20cm~100cm(品種による)
🔰 育てやすさ:初心者にもおすすめ
マーガレット晩秋から春にかけて花を楽しめるキク科の多年草
一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなど、花形や花色もさまざまな品種があります。
夏の高温多湿はやや苦手ですが、暑さが落ち着いてくると再び生育しやすい時期に入ります。
今回は、夏の間に葉が黒くなり、傷んでしまったマーガレットの株を仕立て直していきます。

夏に傷んだマーガレットを仕立て直す
傷んだ葉を整理して、思い切って切り戻す
夏の長雨や高温多湿で葉が黒くなったマーガレットは、まず傷んだ部分を整理していきます。黒くなった葉を一枚ずつすべて取り除くのは難しいため、今回は思い切って全体を切り戻します。
株の下の方をよく見ると、傷んでいない葉や新しい芽が出ている部分があります。こうした元気な芽を残しながら、傷んだ葉や茎を中心に切り戻すのがポイントです。
全体を切り戻したら、まだ残っている黒くなった葉を手で軽く取り除きます。また、鉢の中に雑草が生えている場合は、このタイミングで取り除いておきましょう。
夏の間に傷んだ部分を整理して株をすっきりさせることで、これから気温が下がり、生育しやすくなる時期に向けて株を仕立て直していきます。
※切り戻す位置は、株の状態や品種によって調整してください。元気な芽や葉がある場合は、それらを残して切り戻しましょう。

根の状態も確認しておこう
切り戻しが終わったら、株の状態を確認するために、鉢からそっと抜いて根の状態を見てみます。今回の株は根が出ているものの、根張りはそれほど多くなく、少し傷んでいるようにも見えます。
ただ、これから気温が徐々に下がってくると、マーガレットにとって生育しやすい時期に入っていきます。株の状態を見ながら、秋以降の生育に向けて肥料を与えていきます。
秋からの生育に向けて追肥する
今回は、水溶性の化成肥料を追肥します。肥料は株元に直接集中させるのではなく、鉢の縁に近い場所に穴を2か所ほど開け、そこに肥料を入れます。
ただし、株がかなり弱っている場合は、すぐに肥料を与えるのではなく、まずは株の状態を確認しましょう。
また、肥料は種類によって与え方や使用量が異なります。使用する肥料の表示を確認し、適量を守ってください。
病害虫対策も忘れずに
夏の高温多湿で弱った株は、病気や害虫の被害を受けやすくなることがあります。必要に応じて、病害虫の予防・防除に使用できる薬剤などを利用して、株全体を管理します。
薬剤を使用する場合は、使用方法や希釈倍率、使用時期などを必ずラベルで確認してください。また、散布は気温が高い日中を避け、朝や夕方など比較的涼しい時間帯に行うのがおすすめです。雨の日や、散布後すぐに雨が降りそうな日は、薬剤が流れてしまうことがあるため避けましょう。
※薬剤は、対象の植物・病害虫に使用できるものを選び、必ず商品のラベルに記載された使用方法に従ってください。

仕立て直した後の管理も大切
切り戻しや追肥をしたら、あとは新しい芽が伸びてくるのを待ちましょう。
ただし、仕立て直した直後は株が弱っているため、「早く元気にしたい」と水や肥料を与えすぎないことも大切です。
水やりは土の状態を見ながら
切り戻した後も、水やりはこれまでと同じように、土の乾き具合を確認してから行います。特に、夏の間に根が傷んでいる株は、水を吸う力が弱くなっていることがあります。
土が乾いていないのに水を与え続けると、根がさらに傷む原因になることもあるため注意しましょう。「何日に1回」と決めるのではなく、土の乾き具合や天候、気温、株の状態を見ながら水やりをすることがポイントです。
新しい芽が出てきたら、回復のサイン
切り戻した後、しばらくすると株元や茎から新しい芽が伸びてくることがあります。これは、株が少しずつ回復しているサインです。
新芽が伸び始めたからといって、すぐに追加で肥料を与えたり、何度も切り戻したりする必要はありません。
まずは新しい芽が元気に育つ様子を見守り、株がしっかり回復してから通常の管理に戻していきましょう。
暑さが落ち着いたら、日当たりのよい場所へ
マーガレットは日当たりを好む植物です。ただし、夏の終わりはまだ気温が高い日もあるため、切り戻し直後の株をいきなり強い日差しに当てるのではなく、気温や株の状態を見ながら置き場所を調整しましょう。
暑さが落ち着いてきたら、徐々に日当たりのよい場所で管理します。これから気温が下がっていくにつれて、マーガレットが再び生育しやすい環境になっていきます。
切り戻したマーガレットは秋に咲く?
ここで気になるのが、「今から切り戻したら、秋に花が咲くの?」ということではないでしょうか。
マーガレットが花芽をつくるためには、日照時間と気温が重要なポイントとなります。特に気温が高い時期は花芽をつくりにくく、最低気温が高い状態が続くと開花しにくくなります。
品種によっては気温が高めの時期でも秋に花を咲かせるものがありますが、お住まいの地域や気候によっては、秋になってもすぐには花が咲かないことがあります。
秋に花を咲かせるためには、花芽をつくる時期より前から、ある程度気温が下がった状態が続くことが重要です。

切り戻しの様子を動画でチェック!
実際に、夏の長雨で傷んだマーガレットを切り戻して仕立て直す様子は、こちらの動画でご覧いただけます。
※こちらの動画は「秋に咲かせるためのリカバリー方法」というタイトルとなっていますが、その後、マーガレットの秋の開花について訂正しています。今回の切り戻しは、秋に花を咲かせることを目的としたものではなく、夏に傷んだ株を整え、これからの生育に備えるための仕立て直しとしてご覧ください。
マーガレットが秋に咲きにくい理由については、こちらの動画で詳しく解説しています。
まとめ
- 夏に葉が傷んだマーガレットは、元気な芽を残して切り戻し、株を整えましょう。
- 仕立て直した後は、水や肥料を与えすぎず、株の状態を見ながら秋の生育に備えましょう。
- 切り戻したマーガレットは株の回復と生育を優先しましょう。
関連ブログ
\LINE公式で植物のお悩み相談できます/
ブログを読んでも迷ったら、写真を送ってLINEでご相談ください。
The Garden Partyが、植物の状態や育てる環境に合わせてアドバイスします。
最新の入荷情報やLINE限定クーポンも配信中です!ぜひご登録ください。


