枯れた?まだ大丈夫?夏に葉が黄色くなる原因と対処法

夏に葉が黄色くなる原因と対処法

夏は植物がぐんぐん育つ季節ですが、その一方で「葉が黄色くなってきた」「毎日水やりをしているのに元気がない」と心配になることはありませんか?

葉が黄色くなると、「枯れてしまうのでは?」と不安になりますよね。

実は、葉が黄色くなる原因は一つではありません。水不足だけでなく、水の与えすぎや強い日差し、根詰まりなど、さまざまな原因が考えられます。また、植物の種類によっては古い葉が自然に黄色くなることもあります。

大切なのは、慌てて対処するのではなく、まず原因を見極めることです。

今回は、夏に葉が黄色くなる主な原因と、その見分け方・対処法をご紹介します。

まずは葉の黄色くなり方をチェック!

葉の黄色くなり方によって、考えられる原因は異なります。まずは植物の様子を観察してみましょう。

原因によって対処法は異なりますので、まずは症状をよく観察することが大切です。

夏に葉が黄色くなる原因と対処法

原因① 水不足

夏は気温が高く、鉢植えは特に土が乾きやすくなります。水不足になると、葉先から黄色くなったり、葉がしおれたりすることがあります。

チェックポイント

  • 土が乾いている
  • 葉先から黄色くなる
  • 葉がしおれている

対処法

土の表面だけでなく、鉢の中まで乾いていることを確認してから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。

朝の涼しい時間帯に水やりを行うのがおすすめです。特に猛暑日が続く場合は、夕方にも土の乾き具合を確認してみましょう。

原因② 水のやりすぎ

「暑いから毎日たっぷり水をあげている」という場合でも、水のやりすぎが原因で葉が黄色くなることがあります。

土が常に湿った状態だと根が酸素不足になり、根腐れを起こしてしまうこともあります。

チェックポイント

土がなかなか乾かない

株全体の葉が黄色っぽくなる

新芽の生育が悪く、全体的に元気がない

対処法

土の表面だけでなく、中まで乾いてから水やりをするようにしましょう。

植物によって必要な水の量は異なるため、それぞれの性質に合わせた管理が大切です。

原因③ 強い日差しによる葉焼け

夏に葉が黄色くなる原因と対処法

真夏の強い日差しによって、葉が焼けて黄色や白っぽく変色することがあります。

特に西日が当たる場所や、急に強い日差しに当てた場合に起こりやすい症状です。

チェックポイント

  • 葉の一部分だけ黄色や白っぽくなる
  • 茶色く乾いたような跡がある
  • 日当たりの強い側だけ症状が出ている

対処法

鉢植えの場合は半日陰へ移動したり、遮光ネットを利用したりすると葉焼けを防ぎやすくなります。

原因④ 高温障害

夏に葉が黄色くなる原因と対処法

近年は夏の暑さが年々厳しくなり、植物も高温によるダメージを受けやすくなっています。

十分に水やりをしていても、気温や土の温度が高くなりすぎると根がうまく働かず、葉が黄色くなったり、生育が鈍ったりすることがあります。

チェックポイント

  • 水切れではないのに葉が黄色くなる
  • 日中は葉がぐったりし、朝夕は少し回復する
  • 花付きや生育が悪くなった
  • 鉢や土が熱くなっている

対処法

  • 西日を避けられる場所へ移動する
  • 鉢を二重鉢や鉢カバーで覆い、土の温度上昇を抑える
  • フラワースタンドなどで鉢底の風通しを良くする
  • 株元をバークチップなどでマルチングし、土の乾燥や温度上昇を和らげる
  • 極端に暑い日は無理に肥料を与えない
葉焼けとの違い

葉焼けは、強い日差しが直接葉に当たることで、葉の一部が白っぽくなったり茶色く枯れたりする症状です。
一方、高温障害は、気温や土の温度が高くなりすぎることで株全体に負担がかかり、葉が黄色くなったり、生育が鈍くなったりする状態を指します。
夏の暑さが年々厳しくなり、水不足や葉焼けだけでなく、高温障害によって葉が黄色くなるケースも増えています。

原因⑤ 根詰まり

鉢植えを長く育てていると、鉢の中が根でいっぱいになり、水や養分を十分に吸えなくなることがあります。

その結果、葉が黄色くなったり、生育が悪くなったりします。

チェックポイント

  • 鉢底から根が出ている
  • 水がなかなか染み込まない
  • 最近あまり大きくならない

対処法

真夏の植え替えは植物への負担が大きくなるため、緊急性がなければ気温が落ち着く秋まで待つのがおすすめです。

原因⑥肥料不足・肥料の与えすぎ

葉が黄色くなる原因は、水だけではありません。

肥料が不足すると葉の色が薄くなり、逆に肥料を与えすぎると根が傷み、葉が黄色くなることがあります。

チェックポイント

  • 新しい葉まで色が薄い
  • 肥料をたくさん与えた後から元気がない
  • 生育が止まっている

対処法

真夏は植物によって生育が緩やかになるものもあります。

無理に肥料を与えず、それぞれの植物の生育時期に合わせて管理しましょう。

原因⑦ 古い葉の寿命(生理現象)

下の葉が数枚だけ黄色くなる場合は、病気ではなく古い葉の寿命であることも少なくありません。

新しい葉が元気に育っているのであれば、過度に心配する必要はありません。

チェックポイント

  • 下葉だけが黄色い
  • 新芽は元気
  • 株全体は健康そう

対処法

黄色くなった葉は取り除き、風通しを良くしましょう。

黄色い葉は切った方がいい?

完全に黄色くなった葉や枯れた葉は、そのままにしておくより取り除いた方が見た目も良く、風通しも改善されます。ただし、少し黄色くなり始めた程度であれば、まずは原因を確認しましょう。
葉を取り除くだけでは根本的な解決にはならないため、水やりや置き場所などもあわせて見直すことが大切です。

こんなときは慌てて植え替えないで

葉が黄色くなると、「植え替えた方がいいのかな?」と思うことがあります。
しかし、真夏は植物も暑さで体力を消耗しているため、この時期の植え替えはかえって負担になる場合があります。
まずは土の乾き具合や置き場所、根詰まりの有無を確認し、本当に植え替えが必要かを判断しましょう。植え替えが必要な場合でも、急ぎでなければ気温が落ち着く秋まで待つのがおすすめです。

まとめ

  •  葉が黄色くなるのは、植物からのサインかもしれません。
  •   葉や土の状態を観察して、原因に合った対処をしましょう。
  •   日頃のお手入れや観察が、元気に育てるポイントです。

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